東京センチュリー、航空機リース アビエーション・キャピタルの持分取得

東京センチュリー、航空機リース アビエーション・キャピタルの持分取得

東京センチュリーは2017年9月29日(金)、アメリカの航空機リース会社アビエーション・キャピタル・グループ(ACG)とその親会社のPacific Life Insurance Companyと共同で航空機リース事業を行うことに合意し、ACGの持分の20%を取得すると発表しました。ACGは、東京センチュリーの持分法適用関連会社となります。

東京センチュリーは、第三次中期経営計画で「高収益ビジネスモデル」への変革を推進するなか、特に航空機関連ビジネスは長期的な成長が見込まれ、注力分野と位置付けて航空機オペレーティングリース事業へ過去3年間、1,700億円超を投資し、保有機は48機となっています。また、事業拡大に向けて2016年以降は検討では、優良パートナーと共同で事業に取り組み、成長速度、リスクマネジメント双方の観点から最善との結論に達していました。

持分取得後、東京センチュリーの保有機体の大部分は、ACGにアセットマネジメントを委託する方向で検討しており、日本型オペレーティング・リース(JOL、JOLCO)の組成、投資家への販売事業の優良物件の案件ソーシング・組成で協力・共同します。また、GAテレシスと共同で取り組むパーツ、エンジンと航空機ファイナンス事業は、これまで通り、東京センチュリーが手がけます。

ACGは流動性の高いナローボディ機を中心に、幅広いネットワーク、マーケティング、リマーケティング、アセットマネジメントなど航空機リース事業に関わる高度なノウハウと競争力を持ち、エアバスとボーイングの新造機171機を発注し、今後も順調な成長が見込まれています。こうしたことを受け、東京センチュリーは新たな戦略的パートナーとして、ACGの持分を取得し、今後はACGの成長にあわせた追加出資など様々なビジネス機会を創出し、ACGの成長とともに航空機事業の発展を目指します。

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