築城基地での訓練移転、F-16CとF-2Aが機戦闘訓練などを演練

築城基地での訓練移転、F-16CとF-2Aが機戦闘訓練などを演練

ニュース画像 1枚目:F-16C「92-3913」とF-2A「43-8526」「13-8557」
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Melanie A. Hutto
F-16C「92-3913」とF-2A「43-8526」「13-8557」

アメリカ空軍は2017年9月30日(土)から10月7日(土)まで、アメリカ軍再編に伴う三沢飛行場から築城基地への訓練移転に伴い、三沢基地のF-16を6機、築城基地に移動し、第8航空団や西部航空警戒管制団と訓練を実施しました。訓練はF-16CとF-2Aによる戦闘機戦闘訓練、緊急事態作戦などを演練し、地理的に異なる環境で日米の二国間共同訓練が実施されました。

期間中、日米両国の戦闘機は27ソーティを実施しました。基本的な空中戦闘機動でパートナーを支援するための機動性と武器使用の技量の向上に取り組み、防勢対航空作戦や敵防空体制の制圧など敵防空網制圧(SEAD)では、現実の戦闘シナリオの下でパイロットの技量が反映した訓練が行われました。

第8航空団第8飛行隊長の近藤亮治2等空佐は、「二国間訓練は相互運用性を高め、航空自衛隊の即応性と能力を向上させ、訓練を通じて空自隊員が通常は体験しないSEADを通じ、大いに学ぶことがあった」とコメントしています。飛行訓練の直後に日米のパイロットは、飛行前、飛行中、飛行後に発生した課題について議論を深めました。

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