三菱地所、下地島空港で国際・国内対応の旅客ターミナル新築工事に着工

三菱地所、下地島空港で国際・国内対応の旅客ターミナル新築工事に着工

ニュース画像 1枚目:旅客ターミナル施設を設ける下地島空港、イメージ
© 三菱地所
旅客ターミナル施設を設ける下地島空港、イメージ

三菱地所は2017年10月11日(水)、沖縄県宮古島市にある下地島空港で、旅客ターミナル施設の新築工事に着工しました。施設を整備し、国際線、国内線旅客の取扱い、またプライベート機などを受け入れる目的で、2017年3月に沖縄県と基本協定を締結し、2019年3月の開業が予定されています。

同空港は、日本航空(JAL)が2012年度末、全日空(ANA)が2014年度末にそれぞれ同飛行場を利用した訓練から完全撤退しており、現在は琉球エアコミューター(RAC)、海上保安庁所属の小型機の訓練のみの利用に留まっています。格安航空会社(LCC)のバニラエアが2017年10月から同飛行場での訓練を開始しましたが、旅客ターミナル施設の整備により、一般旅客が使用できる空港として再出発を図ります。

三菱地所は新たな航空需要の受け入れに向け、国際線では沖縄への観光客が多い台湾や香港、宮古島へのチャーター便を運航している韓国など、アジア地域を中心に路線開拓を行うほか、国内線では格安航空会社(LCC)を中心に主要都市からの路線開設を目指し、沖縄県と協力し誘致活動を進めます。

新設される旅客ターミナルは13,840平方メートルの1階建てで、到着した瞬間にリゾート体験のはじまりを感じられるように豊かな緑や自然の光を取り込み、搭乗直前まで利用者がくつろげる空間を演出するほか、空港ターミナルとして全国で初めて、直交集成板(CLT)を屋根の構造材に採用し、「ネット・ゼロ・エネルギービル」の取り組みを実施するなど、「エコアイランド宮古島」に相応しい施設を目指します。詳しくは、三菱地所のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/10/11から
この記事に関連するニュース
メニューを開く