カナダ北部のファースト・エア、新たなロゴやデザインを施した機体を公開

カナダ北部のファースト・エア、新たなロゴやデザインを施した機体を公開

ニュース画像 1枚目:ファースト・エアの新ロゴ
© First Air
ファースト・エアの新ロゴ

カナダ北部を拠点とするファースト・エアは2017年10月12日(木)、新たな機体ロゴ、デザインが施された機材を公開、2機を運航しています。新たなブランドは、道しるべなどに使われる積み石「イヌクシュク」が象徴的に描かれています。デザイン段階で、イヌイットの年長者から「イヌクシュクの道しるべなしにはどこへも行けない」との言葉をもらい、同社が運航、ビジネスの中心となる北極地域を意識したものです。

新しいコーポレート・アイデンティティは赤、グレイで構成し、雪の多い北極圏だけでなく、忙しいカナダ南部の各空港でも目立つ色として採用されました。航空会社のタグラインは「北極を飛ぶ (Fly the Arctic)」とし、オタワ、エドモントンを拠点にさらに北の地域を飛行する同社のビジネスを明確に表現しました。

ファースト・エアは、北極圏の生活に不可欠な食糧、郵便など生活必需品の輸送や医療を受ける必要のある旅客の輸送、または友人や家族が会う機会を提供しています。同社は、より多くの観光客がエキゾチックな北極圏の目的地を訪れる手段を提供し、非日常の旅行体験を世界中の観光客に提供できるとしています。同社は機内で、機内食や暖かいクッキー、ワインなどを無料で提供しており、最近はスターバックスのコーヒーも用意しています。

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