巡視船「こじま」、広島湾で体験航海を実施 MA954もサプライズ参加

巡視船「こじま」、広島湾で体験航海を実施 MA954もサプライズ参加

第六海上保安本部は2017年10月7日(土)、広島湾において、巡視船「こじま(PL-21)」の体験航海を実施しました。この体験航海は事前に一般公募で参加者を募集、600名の定員に対し約2,300名から応募が寄せられました。当日、午前中に大雨警報が発令されるほどの豪雨でしたが、正午過ぎに天候が回復し、招待者をあわせ約720名が乗船予定通り体験航海は実施されました。

出航後の船内には、写真パネル展示、学生募集、海難防止川柳コンテスト、3D海図マットなどのコーナーが設けられ、行列ができるほど海上保安業務や海の安全について理解を深めてもらう機会が作られました。また、招待した「呉海洋少年団」と「岩国海洋少年団」による手旗訓練が展示されています。

披露する展示項目のうち、豪雨の影響から予定していた吊り上げ救助訓練は中止され、その代替としてMH908「はまみどり2号」のベル412EPがバリエーションを変え、複数回にわたる展示飛行が披露されました。また体験航海の終盤、パトロール中の関西空港海上保安航空基地所属のMA954「はやぶさ」が低空飛行するサプライズもありました。

期日: 2017/10/07
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