ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ライアンエアは2017年10月12日(木)、45名のパイロットが同社に入社したと発表しました。2017年1月からの採用者数は、860名にのぼります。
ライアンエアは、9月以降に運航を計画する800,000便のうち最大20,000便が欠航すると発表し、その要因はパイロットの大量退職とされ、退職者は100名超から500名超にのぼると伝えられています。同社はあらためて18,000便の欠航と便数を修正しましたが、保有400機のうち11月から25機を運航ラインから外すほか、2018年4月から445機のうち10機をはずします。これにより、予約者40万人へ影響がおよぶ見込みです。
ライアンエアのレイ・コンウェイ・チーフパイロットは運航乗務員の雇用と訓練を継続的に進め、他社からの移籍者を含め、多くの応募者を雇い、新機材で運航する機会を提供していくと述べています。今回の45名の採用で、同社の定期便運航を支えるスタッフになるともコメントしています。