エル・アル航空、787-9をテルアビブ発着のロンドン・パリ線などに投入

エル・アル航空、787-9をテルアビブ発着のロンドン・パリ線などに投入

ニュース画像 1枚目:エル・アル航空、787に初導入されたプレミアムエコノミー
© EL AL Israel Airline inc.
エル・アル航空、787に初導入されたプレミアムエコノミー

イスラエルのエル・アル航空は2017年10月16日(月)、同社が2017年に受領する予定の787-9を2機受領、運航を開始したと発表しました。同社はエア・リース・コーポレーション(ALC)とリース契約した機材を受領しており、テルアビブ発着のロンドン、パリ、ニューアーク線に投入しています。同社は2020年にかけて、さらに14機を受領する予定です。

エル・アル航空の787-9は、ビジネス32席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー22席、計282席を装着しています。ビジネスクラスは木、チョコレート、シャンパンの色調が採用されたデザインで、シートは人間工学に基づいたシートクッションが採用されています。フルフラッドベッド時は最長2メートルになり、プライバシーも確保されています。

プレミアムエコノミーはエル・アルで初めて搭載されたクラスで、エコノミーより広い空間で96センチメートルのシートピッチで、大きなモニターなど空の旅を楽しめます。エコノミーとの区切りもカーテンで仕切られ、個人向けストレージも用意され、自身のアイテムを手の届く範囲に保管できるように工夫されています。また、エコノミーのシートも人間工学に基づいたヘッドレストが装備され、頭上のオーバーヘッドビンも他の機体と比べて30%大きく、広いスペースが確保されています。

機内エンターテイメントは、パナソニックのAVODを提供し、タッチスクリーンで150本の映画、100本のアメリカのテレビ番組、250本のイスラエルのテレビ・シリーズ、200種類の音楽アルバムやゲームなどのコンテンツを提供しています。

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