広島県上空「火の玉」目撃、岩国の海兵隊F/A-18が訓練でフレア使用

広島県上空「火の玉」目撃、岩国の海兵隊F/A-18が訓練でフレア使用

ニュース画像 1枚目:F/A-18C、イメージ
© U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Koby I. Saunders
F/A-18C、イメージ

小野寺防衛相は2017年10月17日(火)、広島県の上空でアメリカ軍機とみられる機体から「火の玉が出た」との目撃情報に関連し、米側に確認したところ、岩国基地所属の海兵隊F/A-18が広島県北部の空域で訓練中に、フレアを使用したとの報告があったと明らかにしました。防衛省本省、中国四国防衛局からアメリカ側に10月17日午後、地域住民に不安を与える訓練を陸地上空で実施しないよう申入れました。

フレアについて、アメリカ側から詳細な説明は無く、防衛相は再度確認するとしています。通常、自衛隊ではフレアを使う訓練は高高度の海上で実施するのが通常で、アメリカ側には住民に不安を与える訓練は止めるよう申入れる方針です。また、実戦に即した訓練は重要としながら、安全にしっかり配慮しながら訓練態勢を維持するものとの考えを示しています。

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