フィリピン航空、機内火災対策で最新の訓練シミュレーション設備を導入

フィリピン航空、機内火災対策で最新の訓練シミュレーション設備を導入

フィリピン航空は2017年11月3日(金)、機内の火災発生時におけるシミュレーションができる最新の訓練設備を導入したと発表しました。

300,000米ドルをかけた投資は、客室乗務員とパイロットが機内で起こりえる緊急事態に対応できる知識やスキル強化を目的とし、1階建ての施設には、観察室と火力に耐えられる強度な素材を使用した訓練室が設備されています。

訓練室には、通路、ギャレー、座席、頭上収納、トイレなど、機内のレイアウトが再現され、訓練では乗務員が消防士として活動したり、乗務員と操縦室とのコミュニケーション・チャネルとして、様々な役割を担う訓練を通じ、スキルアップします。

フィリピン航空は、安全を運航の要とし、安全管理を支えるために適切な資源を提供することを心がけ、機内での火災は稀なものの、火災に対する効果的なテクニックを知ることが最良の防御策になるとコメントしています。詳しくは、フィリピン航空のウェブサイトを参照ください。

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