防衛省統合幕僚監部は2017年11月7日(火)14時ごろ、下対馬の南西約120キロメートルの海域を北東進するロシア海軍艦艇を確認したと発表しました。海上自衛隊第1航空群所属のP-3Cと、第3ミサイル艇隊所属の「しらたか(PG-829)」が、ロシア海軍ウダロイI級駆逐艦1隻、アリゲーターⅣ級戦車揚陸艦1隻、バクラザン級救難えい船1隻、計3隻の動向を確認しました。
このうち、ウダロイI級駆逐艦は「572」、アリゲーターⅣ級戦車揚陸艦は「081」でした。これらのロシア艦艇は、対馬海峡の北上し、日本海に向けて航行したことも確認されています。なお、ウダロイI級駆逐艦は、10月3日(火)に対馬海峡を3隻で南下した艦艇の1隻と同一でした。