エミレーツ航空、ドバイ・エアショーで787-10を40機発注

エミレーツ航空、ドバイ・エアショーで787-10を40機発注

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空、787-10
© Emirates
エミレーツ航空、787-10

エミレーツ航空は2017年11月12日(日)、ドバイ・エアショーで787-10を40機発注の覚書をボーイングと締結しました。カタログ価格で151億ドルの契約です。エミレーツは現在、777とA380の2機種のワイドボディ機で旅客便を運航していますが、787を加え、3機種体制となります。契約はドバイ・エアショーの開幕にあわせ、発表されました。

この発注分は2022年から納入が開始される予定で、この機材導入で保有機を若く保ち、将来の路線展開の拡大を確保する契約です。エミレーツ航空は、保有する777とA380を補完する機材として787-10は最適で、かつ航続距離を含めた柔軟性が確保できると選定理由を説明しています。また、エミレーツは最新で効率的な航空機への投資は同社の大きな戦略であり、アラブ首長国連邦を拠点とする航空産業の将来性にも確信を持っているとコメントしています。

今回の契約のうち、エンジン選定は後日、あらためて発表される予定です。787-10の40機のうち、787-9への機種変更が可能な特約も含まれています。この787は、2クラス、3クラス制の2種類の仕様を導入する予定で、座席数は240席から330席で構成します。なお、エミレーツ航空は2020年から2013年のドバイ・エアショーで発注した777Xの150機を受領する予定で、ボーイングへの発注済み航空機は204機となります。

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