富山空港、2016/2017年冬季期間の就航率が改善 計14便が欠航を回避

富山空港、2016/2017年冬季期間の就航率が改善 計14便が欠航を回避

富山空港は2017年11月9日(木)、全日空(ANA)との共同取り組みにより、2016/2017年冬季期間における就航率が改善したと発表しました。

例年12月から2月まで降雪などのため欠航が生じやすい状況がありましたが、改善に取り組んだ結果、富山空港に向かう冬季の国内定期便のうち、14便となる3.2%が同対策により欠航を回避しています。

GPSを用いた新たな飛行方式(RNP-AR)の導入、また着陸を判断する進入限界高度を約30メートル引き下げたことによる効果で8便、高性能な気象レーダーの運用で雲の切れ目を高い精度で予測することにより6便が欠航を回避できました。

2016年12月から2017年2月までに運航された、羽田発富山行きの1日4便、新千歳発富山行きの1日1便のうち、同空港に関係なく欠航した7便を除く計443便のうち、富山空港に関係なく欠航した便を除く便の98%が着陸できたことになります。富山空港が着陸ベースで詳細に分析を行ったのは今回が初めてです。

なお、着陸できなかった2%のフライトは富山空港の悪天候によるもので、引き返しが3便、ダイバートが1便、羽田空港を出発しなかったフライトが5便となっています。詳しくは、富山空港のウェブサイトを参照ください。

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