日本航空(JAL)などJALグループは2017年11月18日(土)、「JAL 新・JAPAN PROJECT」活動の一環で、岩手県の漆産業の振興への貢献をめざし、岩手県と浄法寺漆産業の3者で漆商品を共同開発したと発表しました。
共同企画開発した商品は、重要無形文化財保持者の室瀬和美氏監修による巌手椀(いわてわん)セットと、浄法寺漆産業代表取締役社長の松沢卓生氏監修による片口と盃セットの2種です。もともと漆器は保温性があり、ご飯を食べる器として適しています。片口と盃セットは、シンプルなデザインで、小さな片口の中に2つの盃がスタッキングできるように設計されています。
この商品は、2018年春から通販サイト「JALショッピング」や「JAL SHOP」を通じて販売する予定です。また、浄法寺漆産業の松沢社長との座談会の内容が2018年3月号の機内誌「SKYWARD」に掲載、JALカード会員誌「AGORA」での浄法寺漆器の魅力について記事掲載などを通じた情報発信で、日本の漆産業の現状や取り組み、漆の素晴らしさ、伝統文化継承の大事さを伝えていきます。詳しくは、JALのウェブサイトを参照ください。