388FWと419FWのF-35A、嘉手納18WGのF-15Cと統合訓練など実施へ

388FWと419FWのF-35A、嘉手納18WGのF-15Cと統合訓練など実施へ

ニュース画像 1枚目:ヒル空軍基地から前方展開したF-35AライトニングII
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Greg Erwin
ヒル空軍基地から前方展開したF-35AライトニングII

ヒル空軍基地(AFB)第388戦闘航空団(388FW)、第419戦闘航空団(419FW)のF-35AライトニングIIが現在、アジア太平洋地域への地域安全保障パッケージ(TSP : Theater Security Package)の一環として、沖縄の嘉手納基地に前方展開しています。388FWは、アメリカ空軍のF-35AライトニングIIとしてはじめて初期作戦能力(IOC)の獲得を宣言した部隊です。

F-35Aの前方展開は、嘉手納基地のF-15Cなどの航空戦力と統合し、インド・アジア太平洋地域の安定と安全保障に関連し、アメリカの継続的な関与を実証するねらいがあります。

今回の展開は、ヒル空軍基地の第34戦闘飛行隊(34FS)のF-35Aが12機、隊員およそ300名が移動しており、34FS司令官のJohnston中佐は、嘉手納基地の施設は素晴らしく整っており、その空域も驚異的といい、日々の訓練を積み、他の空軍や海軍、海兵隊の戦力との連携、また自衛隊との連携を確認するとコメントしています。

34FSは、拠点のヒル空軍基地ではF-35Aのみの部隊となっており、嘉手納所属の第18航空団(18WG)のF-15Cとの統合訓練は貴重な機会になるとし、空の優位性を確保する役割には欠かせない機会としています。第5世代の最新鋭の戦闘機も、空軍の他の戦力、同盟国と共に飛行することで、TSPの任務を成功に導く大きなメリットがあると説明しています。

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