テキストロン、セスナ・スカイクーリエ408を製造へ フェデックスが導入へ

テキストロン、セスナ・スカイクーリエ408を製造へ フェデックスが導入へ

ニュース画像 1枚目:セスナ・スカイクーリエ408
© Textron Aviation
セスナ・スカイクーリエ408

テキストロン傘下のテキストロン・アビエーションは2017年11月28日(火)、新たに双発エンジン、高翼のターボプロップ機のセスナ・スカイクーリエ408の製造を発表しました。この新型機はフェデックス・エクスプレスがローンチ・カスタマーとなり、同日付けで契約が調印されています。フェデックスの契約は、確定50機、オプション50機で、いずれも貨物機として使用します。運航開始は、2020年の予定です。

セスナ・スカイクーリエ408は、高い稼動率を実現する機体として作られ、貨物と旅客向け派生型が提供されます。このうち貨物機は、大きな貨物ドアを装備し、最大積載は6,000ポンドでLD3輸送コンテナ3個を搭載可能です。旅客向けでは、乗員を含め19人乗りで、大きな窓を確保して搭乗時に自然光や眺めを楽しむことができます。最大巡航速度は最大時速370キロメートル、最大航続距離は1,667キロメートルです。

フェデックスは、セスナ・スカイクーリエ408の導入で同社のフィーダー機の更新を進めます。初号機は2020年半ばから受領し、4年間は月1機のペースで受領します。なお、フェデックスは2017年11月、ATR 72-600Fを確定30機、オプションが最大20機、計50機を契約しており、こちらも2020年に納入される予定で、年6機ペースで導入します。

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