JAXA、東京大学と社会連携講座シンポジウムを1月22日に開催

JAXA、東京大学と社会連携講座シンポジウムを1月22日に開催

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2018年1月22日(月)に、東京大学と連携の下、社会連携講座シンポジウム「産官学の連携による宇宙開発分野でのブレークスルー」を、東京大学の浅野キャンパス武田先端知ビル5階武田ホールで開催します。時間は10時から17時55分までです。なお、参加費は無料ですが、終了後に行われる技術懇談会に参加する場合は、会費として3,000円が必要です。

2013年4月に東京大学航空宇宙工学専攻に発足した社会連携講座「ロケット・宇宙機モデリングラボラトリー」は、ロケットと宇宙機に関する現象の物理・数学モデルを開発・高度化することにより、当該分野の数値シミュレーション技術を世界トップレベルに進化させることを目的として創設されたものです。

研究テーマとして「有人安全性の定量的評価技術の研究」、「接触・摩擦現象の解明と物理・数学モデルの構築」、「反応性熱流動現象の解明と物理・数学モデルの構築」、「推進薬熱流動現象の解明と物理・数学モデルの構築」の4分野を設定し活動を行ってきました。今回のシンポジウムでは、これら4分野の5年間の研究成果を報告します。

参加を希望する方は、ロケット・宇宙機モデリングラボラトリー社会連携講座のウェブサイト上にある専用の参加フォームから申し込みください。詳しくはJAXAのウェブサイトを参照ください。

■「産官学の連携による宇宙開発分野でのブレークスルー」プログラム
10:00~10:10 開会挨拶(東京大学工学系研究科長 大久保達也)
10:10~10:40 講演 JAXAにおける研究開発の方向性(JAXA理事 今井良一)
10:40~11:20 講演 超小型衛星による新しい宇宙開発利用と産官学連携の試み(東京大学工学系研究科教授 中須賀真一)
11:20~12:40 昼食
12:40~13:00 講演 講座概要(講座特任教授 酒井信介)
13:00~14:00 有人安全研究グループ成果報告
14:00~15:00 接触・摩擦研究グループ成果報告
15:00~15:20 コーヒーブレーク
15:20~17:20 反応性・推進薬研究グループ成果報告
17:20~17:40 講演 講座成果の活用、期待(JAXA第三研究ユニット長 嶋英志)
17:40~17:50 閉会挨拶(東京大学工学系研究科教授 渡辺紀徳)
18:00~20:00 技術懇談会

期日: 2018/01/22
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