春秋航空日本、所属パイロット10名を乗務停止 安全上のトラブルで

春秋航空日本、所属パイロット10名を乗務停止 安全上のトラブルで

成田を拠点に運航する格安航空会社(LCC)の春秋航空日本(Spring Japan)は、2017年10月までおよそ6カ月にわたり、安全上のトラブルなどがあったとし、同社所属のパイロット10名を乗務停止にしたと伝えています。NHKなど報道各社が伝えています。

安全上のトラブルの一例として、5月に佐賀空港でフラップの準備ができていないまま離陸しようとした事案、10月に成田/新千歳線の飛行計画書が誤っていたものの気付かずに離陸してしまった事案などがあったとしています。春秋航空日本は現在、8名が再訓練を受けている状況にあるものの運航へ影響はないとしています。

春秋航空日本は、「安全は社会との約束であり最優先課題」の姿勢を再認識し、安全運航に努めること、利用者との信頼関係に努めると公表、「多くのお客様と関係者の方にご心配をおかけしたことに重ねて、心より深くお詫び申し上げます」と陳謝しています。

春秋航空日本は現在、成田発着で新千歳、広島、佐賀線の国内3路線、国際線では重慶、天津、武漢、ハルビン線を運航しています。

※配信後に一部、追記しています。また、一部誤記を修正しています。

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