エアバス、早稲田大学で恒例のセミナー開催 最新トピックスを紹介

エアバス、早稲田大学で恒例のセミナー開催 最新トピックスを紹介

エアバスは2017年12月4日(月)、2017年も早稲田大学理工学術院機械科学・航空学科が主催するエアバス・セミナーで講義を実施したと発表しました。毎年、早稲田大学の学生を対象に実施しており、2017年度は11月15日(水)からセミナーを開始し、エアバスの民間機の最新情報、航空機市場予測、最先端の客室、エアバスの革新技術、デジタル革新まで計6回、多岐にわたる内容の講義となりました。

第1回目の講義は、エアバスのセールス・アンド・マーケティング日本担当シニア・バイス・プレジデントのジャン=ピエール・スタイナック氏がエアバス民間機の最新情報、今後20年の航空機市場展望について講演し、76名の学生達が出席しました。

スタイナック氏は、今後20年間で航空輸送量が年間4.4%ずつ成長、約35,000機の新造機が世界中で必要になる見通しを示したほか、エアバスが日本市場でも成功を収めている例として、日本航空が2013年に最新鋭のA350 XWBをはじめて発注、ANAホールディングスがA380を3機発注したトピックスなどを紹介しました。また、日本の格安航空会社(LCC)市場で95%のシェアを獲得していることも説明しています。

エアバスは、大学での講義を通じ、将来の航空宇宙産業を担う若者たちにより興味や関心を持ってもらうことが重要と言い、さまざまな分野で幅広い知識を身につけ、持続可能な未来の航空輸送の実現につながるイノベーションを生み出してほしいと伝えています。

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