海上自衛隊は2017年12月11日(月)から12月15日(金)まで、韓国海軍艦艇の訪日に伴うホストシップを派出します。訪日する韓国海軍艦艇は、チュンムゴン・イスンシン級駆逐艦「カン・ガムチャン(DDH-979)」、チョンジ級補給艦「ファチョン(AOE-59)」の2隻で、2017年士官候補生練習航海途上での親善訪問です。韓国海軍艦艇の訪日は、今回で21回目です。
ホストシップは、第6護衛隊の護衛艦「てるづき(DD-116)」が務め、横須賀地区に寄港します。予定では、12月11日(月)10時に韓国海軍艦艇が横須賀入港、11時から入港歓迎行事、11時30分から正午まで特別公開と記者会見が実施されます。
出港は12月15日(金)9時45分で、相模湾で「てるづき」、「カン・ガムチャン」、「ファチョン」による日韓捜索・救難共同訓練を実施します。捜索・救難、航空機相互発着艦、通信訓練などを実施し、海上自衛隊の捜索・救難などに関する技量の向上、韓国海軍との相互理解を深めます。
航空機相互発着艦訓練では、てるづきに搭載するSH-60K、カン・ガムチャンのリンクスが使用されるとみられます。海自と韓国海軍の捜索・救難共同訓練は、今回で10回目です。