カタール航空、発注済みA320neoをA321neo ACF仕様に変更

カタール航空、発注済みA320neoをA321neo ACF仕様に変更

ニュース画像 1枚目:カタール航空 A321neo
© AIRBUS S.A.S.
カタール航空 A321neo

エアバスは2017年12月7日(木)、カタール航空が発注済み50機のA320neoを、「エアバス・キャビン・フレックス(ACF)」仕様のA321neoに切り替えたと発表しました。ACFは、客室スペースをより効率的に使用することのできる仕様です。この発注契約は2011年に締結、これを更新したものです。

カタール航空は、成長と拡大を続ける中、効率的で信頼性の高い機材が必要で、A321neo ACFは供給量の追加ニーズに応えることができるとしています。エアバスもカタール航空の機種変更と、ACF仕様の導入を歓迎しています。

A321neoはA320ファミリーで最大の座席数となる240席を装着でき、現行から15%、2020年までに20%の燃費削減を実現する最新のエンジンをはじめ、空力の改良、客室での技術革新が取り入れられています。

このうちA321neo ACFは、新たなドアと胴体の機能強化を導入し、航空会社がキャビンスペースをより有効に利用できるように改良しているほか、大西洋横断向けに床下燃料タンク容量を装備し、最大で4,000海里、およそ7,400キロメートルを飛行できます。

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