ベルヘリコプター、V-280バローが初飛行 JMR/TD計画が進展

ベルヘリコプター、V-280バローが初飛行 JMR/TD計画が進展

ニュース画像 1枚目:V-280の初飛行
© Bell Helicopter
V-280の初飛行

テキストロン傘下のベルヘリコプターは2017年12月18日(月)、開発を進めているV-280バロー(ヴェイラー)の初飛行を実施したと発表しました。V-280は第3世代のティルトローター機として開発が進められ、手頃な価格で機敏性、スピード、航続距離、ペイロード機能に優れた次世代ティルトローターで、アメリカ陸軍の統合多目的/将来垂直離着陸機(FVL)技術実証機(JMR/TD)計画に選定されています。

ベルヘリコプターは、初フライトの完了は、国防総省のリーダーシップのもと近代化を進める各種取り組みを支援する同社のコミットメントを示しているとしているほか、垂直離陸機に大きな変革をもたらす設計を採用、挑戦的な開発を進めているとしています。

V-280バローは、アメリカ陸軍に最高レベルの成熟度と先進的な技術を導入、提供する航空機です。航空機は保守性、信頼性、経済性に優れた飛行性能を提供しつつ、調達、運航やサポートなど、最高の価値を提供するように設計されています。これまでのヘリコプターと比べスピードと航続距離が2倍となり、多様な任務遂行での従事が期待されています。

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