統合幕僚監部は2017年12月20日(水)、中国軍機3機が、東シナ海や宮古海峡で飛行したことを確認しました。確認された機種は、Y-8電子戦機2機、Tu-154情報収集機1機です。
確認された航空機の航路は、Tu-154が宮古海峡を往復飛行、Y-8の1機がバシー海峡方面から飛来後、宮古海峡を北上し、西方に向きを変え尖閣諸島沖を飛行、もう1機のY-8が九州西方沖を往復飛行しています。いずれも領空侵犯はありませんでしたが、航空自衛隊は戦闘機をスクランブル発進させ、対応にあたりました。
公開された画像によると、Y-8が「30515」と「30519」、Tu-154は「B-4029」でした。このうち、「30515」は、8月9日(水)、8月12日(土)、8月13日(日)、11月19日(日)、12月9日(土)、12月11日(月)にも確認、「30519」は、7月20日(木)、12月18日(月)に確認されています。また、「B-4029」は2015年11月27日(金)のほか、2017年12月18日(月)に確認されています。