JAXAと三菱重工、人工衛星「しきさい」と「つばめ」の打上げ成功

JAXAと三菱重工、人工衛星「しきさい」と「つばめ」の打上げ成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は2017年12月23日(土・祝)、H-IIAロケット37号機を10時26分22秒に打ち上げ、計画通り飛行して約16分13秒後に気候変動観測衛星「しきさい(GCOM-C)」、約1時間47分59秒後に超低高度衛星技術試験機「つばめ(SLATS)」をそれぞれ、正常に分離した発表しました。H-IIAロケットの打ち上げ成功は31回連続で、成功率も97%となっています。

翌12月24日(日)には、両人工衛星ともに、衛星の運用に必須である太陽電池パドルの電力発生や地上との通信、およびこれらの維持に必要な姿勢制御が正常であることを確認しました。これにより、予定していた機器の立ち上げを完了し、軌道上で衛星を維持できる状態が確立されたことから、クリティカル運用期間を終了しています。

今後は、衛星全体や観測センサなど搭載機器の機能確認を実施する初期機能確認運用期間へ移行し、両人工衛星ともに約3カ月間をかけて、衛星搭載機器の機能確認などを行います。詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/12/23 〜 2017/12/24
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