コープ・ノース2018、グアムではじまる

コープ・ノース2018、グアムではじまる

ニュース画像 1枚目:コープ・ノース2018
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Christopher Quail
コープ・ノース2018

アメリカ太平洋軍は2017年2月14日(水)から、アメリカ、日本、オーストラリアの3カ国が参加し、グアムのアンダーセン空軍基地で「コープ・ノース18(COPE NORTH 18)」を開催しています。

「コープ・ノース18(COPE NORTH 18)」演習は、アメリカ空軍、アメリカ海軍、アメリカ海兵隊、航空自衛隊、オーストラリア空軍(RAAF)が参加し、アメリカ軍が2,000名超、空自とRAAFをあわせ850名規模で、演習には全体で100機超、飛行隊21個が参加します。公開された画像には、韓国空軍も入っています。

訓練は、戦闘機による戦闘訓練、ファラロン・デ・メディニラ対空地射爆撃場での空対地射爆撃訓練をはじめ、多数の演練項目が予定されています。訓練のうち日米豪人道支援、災害救援共同訓練を皮切りとし、C-130H「45-1073」が公開されるなど各航空兵力を動員します。

「コープ・ノース」は三沢基地で1978年に実施されていた訓練を1999年にアンダーセン空軍基地に移転し、インド・アジア太平洋地域の安全保障を高める狙いから、毎年実施されています。

なお、空自はF-15J/DJの8機、F-2Aの6機、U-125Aの2機、E-2Cの2機、C-130Hの2機、KC-767Jの1機、計21機に加え、人道支援・災害救援共同訓練に小牧の第1輸送航空隊と航空機動衛生隊の約100名とC-130Hの2機、U-125Aの2機を派遣しています。

また、日本のアメリカ軍基地からは、嘉手納のアメリカ空軍第18航空団(18WG)と、岩国基地所属のアメリカ海兵隊第12海兵航空群(MAG-12)から人員660名程度、F-15が12機程度、F/A-18が8機程度、空中給油機が2機、早期警戒管制機が2機が参加、単独で三沢の第35航空団(35FW)から人員は300名程度、F-16が14機程度、派遣されています。

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