ルフトハンザ、2017年利益は70%増の約30億ユーロ グループ史上最高

ルフトハンザ、2017年利益は70%増の約30億ユーロ グループ史上最高

ニュース画像 1枚目:ルフトハンザ・グループ イメージ
© Lufthansa Group
ルフトハンザ・グループ イメージ

ルフトハンザ・グループは2017年12月期通期決算が同社最高を記録したと発表しました。調整後利払い・税引き利益(EBIT)は前年比69.7%増の29億7,000万ユーロ、利益率は2.9ポイント増の8.4%、増益は主にカーゴを含むルフトハンザ・グループの航空会社によるもので、収益は12.4%増の356億ユーロとなっています。

ルフトハンザ・グループは、過去数年間に渡る努力が報われ、近代化への取り組みが持続可能な影響を与えており、2017年にはコストも削減できたほか、ヨーロッパ唯一の5スター航空会社に認定されるなど、顧客、従業員、株主のすべてにおいて良い年となったとコメントしています。

調整後利払い・税引き利益が大幅に増加した理由として、労働組合「Vereinigung Cockpit(VC)」と、ルフトハンザドイツ航空、ルフトハンザ・カーゴ、ジャーマンウィングスのパイロットに関する労働協定の合意による、年金制度の変更による一時的なバランスシート圧縮が組み込まれたことによります。

なお、2018年は引き続き、安定的な収益増加に加え、コストもさらに1%から2%削減が期待できるとしています。また、燃油高騰による約7億ユーロの大部分は運航パフォーマンスの改善により補填できか、調整後利払い・税引き利益は2017年をやや下回ると予測しています。詳しくは、ルフトハンザ・グループのウェブサイトを参照ください。

この記事に関連するニュース
メニューを開く