成田空港、LCCターミナルの能力増強で増築へ 隣接貨物ビルを撤去

成田国際空港(NAA)は2018年4月26日(木)、格安航空会社(LCC)が使用する第3ターミナルを増築するとを発表しました。

この増築は、第3ターミナルの抜本的な能力増強として、隣接する第5貨物ビルを撤去し、南側へ増築します。具体的な増築規模やフロアプラン、オープン時期などは今後、入居する航空会社と協議、検討が進められます。また、撤去される第5貨物ビルの代替施設は第3ターミナルの北側に整備される予定です。

成田空港の第3ターミナルは、2015年4月8日にローコストで機能性や快適性を備えた、年間取扱能力750万人の施設としてオープンしました。2017年度は予測を上回るLCCの成長で、764万人が利用しています。NAAは今後のLCC各社の中長期的な成長に応えていくため、機能強化、混雑解消を目指して整備を進めます。