ボーイングC-32 航空機ガイド
ボーイングが製造したC-32に関する航空機(飛行機)ガイドです。 航空ファンなら気になるC-32に関する製造航空機(6機)、ニュース記事(11本)、飛行機写真(航空フォト:507枚)を提供しています。
ボーイングC-32について
ボーイングC-32は、商用機のボーイング757-200型をベースに内装、装備などを改良・改修した航空機です。アメリカ空軍が運用し、副大統領、大統領夫人(ファーストレディ)、国務長官、国務大臣クラス、上下院議長なども使用する場合があります。副大統領の搭乗時は、コールサイン「エアフォース・ツー」を使用します。
C-32は、757-200と同じ胴体を使用していますが、内装は全く異なり、客室は4つのセクションが設けられています。前方エリアは、コミュニケーションセンター、ギャレー、ラバトリー、ビジネスクラスシート10席が設置されています。
第2セクションは、VIP客が使用する完全個室です。このセクションに更衣室、専用トイレ、独立したエンターテインメントシステム、2つのファーストクラスシートが設置されています。回転式シート、ベッドに折りたためるコンバーチブルソファも設けられています。
第3セクションは、ビジネスクラスシート8席、会議やスタッフ向け施設、第4セクションはビジネスクラスシート32席、ギャレー、ラバトリー2箇所、クローゼットが設けられています。最大で乗客45名が搭乗でき、乗務員は最大時16名です。
C-32の性能は、1,524メートルの短い滑走路でも離発着可能で、燃料92,000ポンド搭載時の航続距離は5,500海里(10,180キロメートル)です。
その他、搭載されている機能は民間機にも搭載されている交通衝突防止システムだけでなく、軍用の対地接近警報システム、気象システム、最新の航空航法システムなどが備えられています。最先端のアビオニクス機器搭載に加え、搭乗するVIPが職務を遂行できるように電話、衛星、テレビモニター、ファクシミリ、コピー機など通信設備も整えられています。
アンドリューズ空軍基地の第89空輸航空団・第1空輸航空団が運航を担当しています。アメリカ空軍は4機を保有しています。
ボーイングC-32 投稿・登録状況
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ボーイングC-32 航空フォト(飛行機 写真・画像)
ボーイングC-32 記事
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