ボーイング777-9 航空機ガイド
ボーイングが製造した777-9に関する航空機(飛行機)ガイドです。 航空ファンなら気になる777-9に関する製造航空機(2機)、ニュース記事(117本)、飛行機写真(航空フォト:13枚)を提供しています。
ボーイング777-9について
ボーイング777-9は、大型ワイドボディ双発機、通称「トリプルセブン」の新シリーズ「777X」の1機種です。人気の777-300ERに対抗するエアバスのA350XWBが順調に受注を獲得し、新技術を集めて対抗する機種です。
787で導入されたキャビン設計や新しいエンジン、複合材翼などの技術に加え、新エンジンの搭載、以前から検討されていた折りたたみ主翼機構を採用しました。製造では、777-200や777-300シリーズと同じ主要構造部位の約21%で、川崎重工業や三菱重工業、SUBARU、新明和工業、日本飛行機と日本の5社が参画しています。初号機の「N779XW」は2020年1月25日に初飛行しています。
機体の全長は76.7メートルで、「ジャンボジェット」の最新型、ボーイング 747-8の全長76.3メートルより長く、座席数は425席で、世界最大の双発旅客機となります。民間機では初めてとなる、折りたたみ主翼が採用されています。折りたたみ主翼は、翼幅を広げることで空力の効率を高め、エンジン推力と燃料使用量を削減する効果が期待できます。777Xは飛行場で主翼を折りたたみ、既存の777ファミリーとの互換性を維持し、航空会社、空港会社とも新たな投資を必要とせずに運用できます。
ルフトハンザドイツ航空やエティハド航空をはじめ、全日空(ANA)、カタール航空、シンガポール航空などから、300機超を受注しています。
初飛行日 2020年1月25日
座席数 400席〜425席
航続距離 14,075km
製造終了年 製造中
ローンチカスタマー
日本で導入予定の航空会社 全日空(ANA)
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ボーイング777-9 記事
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