フェアチャイルド A-10 サンダーボルトII 航空機 徹底ガイド

フェアチャイルドが製造したA-10 サンダーボルトIIに関する航空機(飛行機)ガイドです。 航空ファンなら気になるA-10 サンダーボルトIIに関する製造航空機(69機)、ニュース記事(58本)、飛行機写真(航空フォト:1,083枚)、航空イベント(35件)を提供しています。

フェアチャイルド A-10 サンダーボルトIIについて

フェアチャイルド・リパブリックA-10サンダーボルトⅡ攻撃機は冷戦期の1972年5月10日に初飛行、1977年から実戦配備されました。アメリカ空軍はベトナム戦争で近接航空支援の必要性を痛感し、ヨーロッパで北大西洋条約機構(NATO)に対してワルシャワ条約機構の地上戦力が圧倒的な戦力を保持し、それを食い止めるため、重武装で重装甲の攻撃機の開発が決まりました。

700機超が製造され、たびたびその耐用年数が延長されています。2019年7月にはボーイングによる主翼交換で、173機が約10,000飛行時間まで耐用年数が延長され、2030年代まで運用される予定です。

A-10サンダーボルトⅡは、無誘導爆弾、電子光学誘導ミサイル、赤外線誘導ミサイル、レーザー誘導爆弾、JDAM、クラスター爆弾、ロケット弾、30ミリガトリング砲などあらゆる対地攻撃が出来る攻撃機。防御も強力で、コクピットはチタン装甲で護られ、自衛用にはAIM-9サイドワインダーも搭載できます。