搭乗レビュー
〈コロナ禍のカナダ国内線②〉 AC303搭乗記
- 口コミ投稿者
- Cassiopeia737さん
搭乗写真
-
配布されたキットにはマスク・手袋・水... 続き
-
悪名高い(らしい)モニター
総評
新型コロナウイルス感染症が全世界で急速に拡大していた2020年6月中旬、カナダ・オタワから日本に帰国した際の記録です。全体の行程はオタワ→モントリオール→バンクーバー→成田です。この記事は、第二区間モントリオール→バンクーバーAC303便の記録になります。
日本への直行便がバンクーバー発に限られていたこと、カナダ国内線も大幅減便となり幹線のみの運航であったことから、上記の行程となりました。
普段のフライトと異なる点としては、
・チェックインをキオスク端末で済ませることが義務付けられている
・チェックインにおいて海外渡航歴や感染者との接触の有無を尋ねられる
・待機列などいたるところで6フィートの間隔を保たなければいけない
・搭乗ゲートにて額の検温を行う
・機内サービスはキットの配布のみ(マスク、消毒液、水など)
などがあげられます。
------------------------------------------------------------
前便でオタワから到着し、モントリオールで乗り継ぎます。乗り継ぎ時間が最低乗り継ぎ間隔の40分しかなかったため焦りましたが、ターミナルの構造がわかりやすく難なく出発ゲートまで到着できました。
コロナ禍でのカナダ連邦政府の施策で、アジア方面への国際線はほぼすべてバンクーバー発に集約されていたため、バンクーバー行きのゲートにはなんとなくアジア系の方が多かったように思います。
搭乗開始時刻になると、後方窓側のお客さんから、6フィートの間隔を保って案内が始まりました。長期間のロックダウンで髪が伸びた人が多く、額の検温をする際に「ちょっと前髪あげて~」と係員に言われている方が多かったですね。
機内通路等でも、お客さん同士が距離を保とうとして少しぎこちない雰囲気がありました。全体の搭乗率は四割弱といったところでしょうか。
貨物の積み込みに時間がかかり、定刻より遅れて出発。モントリオール空港に隣接する、ボンバルディアの工場を横目にタキシングします。
モントリオール~バンクーバー間は所要時間5時間強で、平常時であれば機内食のサービスもあるのですが、搭乗時は水やマスク等が入ったキットの配布のみでした。新型コロナウイルス感染症対策ということで、毛布の配布も含め、一切ほかのサービスはありませんでした。
個人用IFEモニターも装備されていましたが、これがまた年季が入っていて、動作が遅いのなんの。これを使って時間を潰すことはあきらめました。
代わりに、五大湖、プレーリー、カナディアンロッキーと続く雄大な景色を眺め続けます。一年弱過ごしたカナダですが、まだまだ知らない場所だらけであることを痛感します。
機内食も毛布もないため、空腹と寒さに耐え忍んでいると降下開始。浮雲漂う太平洋が見えてきました。
スムーズに着陸・降機し、成田行きのゲートへと向かいます。
------------------------------------------------------------
カナダの首都オタワに留学していた2020年3月、新型コロナウイルス感染症がついにオタワでも猛威を振るい始めました。街は急速にロックダウン体制にはいり、通っていた学校も閉鎖となりました。ロックダウン初期にはまだまだ社会にも希望的観測が多く、私自身も学校再開を待っていました。しかし5月半ばに学期末までの休校が決定し、泣く泣く帰国便を手配した次第です。
未知のウイルス流行期においても緊急輸送をはじめ滞りのない物流を支えた方々にこの場を借りて謝意を述べたいと思います。
日本への直行便がバンクーバー発に限られていたこと、カナダ国内線も大幅減便となり幹線のみの運航であったことから、上記の行程となりました。
普段のフライトと異なる点としては、
・チェックインをキオスク端末で済ませることが義務付けられている
・チェックインにおいて海外渡航歴や感染者との接触の有無を尋ねられる
・待機列などいたるところで6フィートの間隔を保たなければいけない
・搭乗ゲートにて額の検温を行う
・機内サービスはキットの配布のみ(マスク、消毒液、水など)
などがあげられます。
------------------------------------------------------------
前便でオタワから到着し、モントリオールで乗り継ぎます。乗り継ぎ時間が最低乗り継ぎ間隔の40分しかなかったため焦りましたが、ターミナルの構造がわかりやすく難なく出発ゲートまで到着できました。
コロナ禍でのカナダ連邦政府の施策で、アジア方面への国際線はほぼすべてバンクーバー発に集約されていたため、バンクーバー行きのゲートにはなんとなくアジア系の方が多かったように思います。
搭乗開始時刻になると、後方窓側のお客さんから、6フィートの間隔を保って案内が始まりました。長期間のロックダウンで髪が伸びた人が多く、額の検温をする際に「ちょっと前髪あげて~」と係員に言われている方が多かったですね。
機内通路等でも、お客さん同士が距離を保とうとして少しぎこちない雰囲気がありました。全体の搭乗率は四割弱といったところでしょうか。
貨物の積み込みに時間がかかり、定刻より遅れて出発。モントリオール空港に隣接する、ボンバルディアの工場を横目にタキシングします。
モントリオール~バンクーバー間は所要時間5時間強で、平常時であれば機内食のサービスもあるのですが、搭乗時は水やマスク等が入ったキットの配布のみでした。新型コロナウイルス感染症対策ということで、毛布の配布も含め、一切ほかのサービスはありませんでした。
個人用IFEモニターも装備されていましたが、これがまた年季が入っていて、動作が遅いのなんの。これを使って時間を潰すことはあきらめました。
代わりに、五大湖、プレーリー、カナディアンロッキーと続く雄大な景色を眺め続けます。一年弱過ごしたカナダですが、まだまだ知らない場所だらけであることを痛感します。
機内食も毛布もないため、空腹と寒さに耐え忍んでいると降下開始。浮雲漂う太平洋が見えてきました。
スムーズに着陸・降機し、成田行きのゲートへと向かいます。
------------------------------------------------------------
カナダの首都オタワに留学していた2020年3月、新型コロナウイルス感染症がついにオタワでも猛威を振るい始めました。街は急速にロックダウン体制にはいり、通っていた学校も閉鎖となりました。ロックダウン初期にはまだまだ社会にも希望的観測が多く、私自身も学校再開を待っていました。しかし5月半ばに学期末までの休校が決定し、泣く泣く帰国便を手配した次第です。
未知のウイルス流行期においても緊急輸送をはじめ滞りのない物流を支えた方々にこの場を借りて謝意を述べたいと思います。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 45A
- 搭乗クラス
- Y
- 出発予定時刻
- 07:25 EDT
- 出発時刻
- 07:35 EDT
- 飛行高度
- 40,000 ft
- 到着予定時刻
- 09:45 PDT
- 到着時刻
- 09:48 PDT
- 予定飛行時間
- 5+20
- 出発空港 天気・気温
- cloudy/8℃
- 出発ゲート・スポット
- A51
- 出発空港 風速・風向
- 300°/8kt
- 離陸時刻
- 07:58 EDT
- 到着空港 天気・気温
- overcast/12℃
- 到着空港 風速・風向
- 90°/8kt
- 到着ゲート・スポット
- C48
- 着陸時刻
- 09:42 PDT
コメントする
エア・カナダの搭乗レビューを投稿・公開しませんか?
FlyTeam(フライチーム)では、搭乗レビューを投稿・公開するブログ機能を提供しています。すでに、44,746件の搭乗レビュー(搭乗記)が投稿されています。
コメントを書くにはログインが必要です。
ログイン・会員登録はこちら