搭乗レビュー
20年前の北の国への直行便②
- 口コミ投稿者
- いーたんさん
搭乗写真
総評
濃厚な4泊5日の旅を終えて、日本に戻る筈が、七宝山に行ったツアーが天候不良で帰ってこれないということで、2時間遅延することに。ラッキーと思いきや、この時、日本ではプリンス金正男が不法入国で捕まっていたのであった。。。高麗ホテルは日本の衛星放送が入っており、情報がチラリと入ってきていて、頭の中には「人質」の二文字が。。。予定に無かった祖国解放戦争勝利記念塔と三大革命展示館を見学し、ようやく色々決まったようで、空港へ。結果として、漁郎空港からのイリューシンの国内線は飛ばなかったようで、七宝山に向かった面々はさらに滞在を延長し、中国経由で日本に帰国したという。ということで、帰路のフライトはガラガラ。且つCクラスに積む貢物も無いので、抽選でビジネスクラスにアップデートというおまけまであった。。。
【機内食・ドリンク】往路と似たような内容。北鮮に滞在中、体調を壊す人続出で、完食しなかった人も多かった。ドリンクはペサイダー(梨の炭酸水)をセレクト。素朴で懐かしい味。アップグレード組は、これ気に入ったといったら、1本まるまるプレゼントされたという。
【座席(シート)】参考までにエコノミーの座席の写真をアップします。前方に倒れる設計。
【機内スタッフ】CAは往路とほぼ同じ。こころなしか、緊張が解れている雰囲気。このなんというか、独特な空気というのは貴重です。戦前の日本女性ってこんな感じだったのかも。
【エンターティメント】最後に驚愕したことが一つ。帰りの便で、貿易をやっているという情報が筒抜けになっていたようで、「朝鮮民主主義人民共和国の貿易」という冊子を渡された。中身はどーって事の無い民芸品やアパレル衣料品の紹介といったカタログなんだが、表紙の女性モデルを見て、隣席のツアーメイトが絶叫。彼は当時出始めていたデジカメを駆使して、色々撮影していたのだが、前日の立ち寄った平壌の百貨店の店員のお姉さん達の写真を記録に残していた。そのデジカメデータを見ると、なんと、このカタログのモデルと同一人物なのであった。。。全てが「演出」だったのか。。。
【トイレ・洗面台】往路と同様。ピカピカに磨かれていました。
【機材コンディション】まあ、古いけど、これはこれで凄い。
【空港サービス】旧平壌空港のターミナルビルは暗くて古い。売店で売られているものも陳腐なグッズばかり。要外貨払い。アナウンスも全く無く、ほぼ名古屋行きの貸し切り状態。チェックインを済ませ、階段でターミナルビル2階へ上がる。手荷物検査の入り口前では、日本人ツアー客と現地のガイドさんが別れを惜しむ。最後に、私達のツアーのガイドさんが一人ずつお別れの挨拶をする。最後にタバコをプレゼントしたな。「またお会いしましょう」と言ったがそれが叶う日はくるのか?税関検査はあっけなく、預けていたノキアの携帯電話を返してもらい、出国審査へ。やたらと背の高いBOXで書類にスタンプを貰うのだが、余っていたタバコを係員にプレゼントしたら、かなり面白いリアクションが。あまり公に出来ないが、これが、かの国の真実なんだろうな。
【総合評価】新コロが落ち着いたら、20数年ぶりに訪問してみたい気持ちはあります。色々この頃とは変わったようですが、主体90年のかの国はホントに凄いところでした。
【機内食・ドリンク】往路と似たような内容。北鮮に滞在中、体調を壊す人続出で、完食しなかった人も多かった。ドリンクはペサイダー(梨の炭酸水)をセレクト。素朴で懐かしい味。アップグレード組は、これ気に入ったといったら、1本まるまるプレゼントされたという。
【座席(シート)】参考までにエコノミーの座席の写真をアップします。前方に倒れる設計。
【機内スタッフ】CAは往路とほぼ同じ。こころなしか、緊張が解れている雰囲気。このなんというか、独特な空気というのは貴重です。戦前の日本女性ってこんな感じだったのかも。
【エンターティメント】最後に驚愕したことが一つ。帰りの便で、貿易をやっているという情報が筒抜けになっていたようで、「朝鮮民主主義人民共和国の貿易」という冊子を渡された。中身はどーって事の無い民芸品やアパレル衣料品の紹介といったカタログなんだが、表紙の女性モデルを見て、隣席のツアーメイトが絶叫。彼は当時出始めていたデジカメを駆使して、色々撮影していたのだが、前日の立ち寄った平壌の百貨店の店員のお姉さん達の写真を記録に残していた。そのデジカメデータを見ると、なんと、このカタログのモデルと同一人物なのであった。。。全てが「演出」だったのか。。。
【トイレ・洗面台】往路と同様。ピカピカに磨かれていました。
【機材コンディション】まあ、古いけど、これはこれで凄い。
【空港サービス】旧平壌空港のターミナルビルは暗くて古い。売店で売られているものも陳腐なグッズばかり。要外貨払い。アナウンスも全く無く、ほぼ名古屋行きの貸し切り状態。チェックインを済ませ、階段でターミナルビル2階へ上がる。手荷物検査の入り口前では、日本人ツアー客と現地のガイドさんが別れを惜しむ。最後に、私達のツアーのガイドさんが一人ずつお別れの挨拶をする。最後にタバコをプレゼントしたな。「またお会いしましょう」と言ったがそれが叶う日はくるのか?税関検査はあっけなく、預けていたノキアの携帯電話を返してもらい、出国審査へ。やたらと背の高いBOXで書類にスタンプを貰うのだが、余っていたタバコを係員にプレゼントしたら、かなり面白いリアクションが。あまり公に出来ないが、これが、かの国の真実なんだろうな。
【総合評価】新コロが落ち着いたら、20数年ぶりに訪問してみたい気持ちはあります。色々この頃とは変わったようですが、主体90年のかの国はホントに凄いところでした。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 20D
- 出発予定時刻
- 1000
- 出発時刻
- 1200
- 到着予定時刻
- 1200
- 到着時刻
- 1400
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