モノクラス便の苦肉の策 - ニュージーランド航空 口コミ・評価

航空会社 ニュージーランド航空

2024年03月30日に撮影されたニュージーランド航空の航空機写真

© flyskyさん

IATA | ICAO
NZ | ANZ
アライアンス
スターアライアンス

搭乗レビュー
モノクラス便の苦肉の策

航空会社
ニュージーランド航空
便名
NZ729
エコノミー
搭乗日
2019/03
路線
オークランド → タラマリン(メルボルン)
機体記号
ZK-NNA
機材
Airbus A321-271NX
総評:2
2ッ星
機内食・ドリンク
2ッ星
座席(シート)
3ッ星
機内スタッフサービス
2ッ星
エンターティメント
3ッ星
トイレ・洗面台
2ッ星
機材コンディション
4ッ星
地上サービス
1ッ星
口コミ投稿者
エディさん
アクセス数
252
投稿日
2019/08/10

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    オークランド空港にて A321neo
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    Works Deluxeはラウンジが... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    隣は「Reserved」で空席確保
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    搭乗時には名前入りのウェルカム表示
  • 写真の種類:機窓・風景
    夕暮れのニュージーランドから西へ タ... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    半年ごとに同じものが出てくる機内食
    ... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    メルボルン空港に到着
    とりあえず15... 続き

総評

2019年3月,オークランドからメルボルン経由で成田まで行きます。

NZの新鋭機A321neoですが,NZは基本的に小型機はモノクラスで,ビジネスクラスがありません(QFはB737でもビジネスクラスは必ず用意している)。

しかしただでさえ恒常的に満席気味のトランスタズマン路線(ニュージーランド/オーストラリア路線),エコノミーで隣が空席となる確率はきわめて低く,快適性で商売敵のQF(カンタス)に負けてしまいます。そこで苦肉の策として,NZはモノクラス便の最前列と2番目の列を「Works Deluxe」と名付け,隣(すなわち3人掛けの中央席)の空席を保証しています。

要するに欧州域内便のなんちゃってビジネスと同じ座席配分です。ただしNZのWorks Deluxeの場合,食事はエコノミー,ラウンジも利用不可能。優先チェックインと優先手荷物だけはOKです。あとはミネラルウォーターのボトル,高性能ヘッドホン,新聞などがおまけで付いてきます。

このWorks Deluxeはニュージーランド近辺の短距離国際線で,A321又はA320使用便だけに設定されています。料金はエコノミーのフルサービス版に100ドル(約7000円)プラス程度。日本線には設定されていませんのであしからず。

【機内食・ドリンク】上述したようにエコノミーの食事です。牛肉の煮込みにご飯を添えたもの。半年ごとに同じメニューが繰り返される。アングロサクソン,よく飽きないなあと呆れるばかり。

【座席(シート)】A321neoの最前列は足下の空間が100cm以上あり快適。3人掛けの中央席は空席保証。メルボルンまで3時間ちょっとのフライトならこれで十分。

【機内スタッフ】陽気だが偉そうな,いつもの皆さん。NZは労働者様が偉いのです。

【エンターティメント】当時は巷で話題だったボヘミアンラプソディなどを見ていました。美化しすぎ。70年代のロックバンドがこんなにお上品なはずはない。

【トイレ・洗面台】1Aで隣が空席なのでトイレに行くのはとても楽です。

【機材コンディション】まだ新鋭機のA321neoだけど,この時期は出発遅れが連鎖的に続くことが多かった。なにか問題でもあったんだろうか。

【空港サービス】このあとメルボルンでJALに乗換予定でしたが,この日もオークランド空港のNZグラウンド職員は「スルーボーディングパスが発行できるか試してみますね」という素振りもなく,メルボルン強制入国&現地チェックインを命じました。あいかわらず一見するとフレンドリーだけど実際には無能で傲慢です。

【総合評価】Works Deluxe,3人掛けシートのぎゅうぎゅう詰めを避けるために100ドルというのは微妙だけど,他に選択肢がないので仕方がない。

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