航空会社 ニュージーランド航空
- 国
- ニュージーランド
- IATA | ICAO
- NZ | ANZ
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.39 [237件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
しもつかれフュージョン
搭乗写真
総評
これまで何十回も乗ったNZ機内食で燦然とワースト1位に輝くものが出てきたときのレポートです。
なおNZのプレエコの機内食は,基本的にビジネスと同一メニューですが,お皿が小型のキャセロールに詰め込み(ビジネスは大きなお皿に余裕を持って盛る),デザートが前菜と一緒に出てきてチョイス不可能,という点だけが違います。
したがってこのメニューはビジネスクラスでも楽しむことができたはずです。どのくらいの人が楽しんだのか知りませんが。
【機内食・ドリンク】1食目は毎度おなじみ洋食(ソーセージと玉子),和食(シャケの照り焼き),甘味(パンケーキやワッフルなど,これがいちばんバリエーション豊か)から選びます。今回は和食のシャケの照り焼きにしました。食べ飽きたので特に感想はありません。柴漬けが一緒にホットになっているのはご愛敬(最近はNZもようやく気付いたようで,漬け物は暖めずに別途サーブしています)。
この日のNZ99はAKLを9時55分発で,NZは通常であれば9時30分発以降のフライトは昼食が出てくるのに,この便は朝食でした。なぜそこまで朝食にこだわるのだアングロサクソン。
問題は2食目,日本時間で午後2時ごろの「夕食」です。
前菜「中華鹵水スープ風味チキンのサラダ,茶そば,大根,ベビーコーン,ザクロ」
ちょっと意識高い白人の皆さんが大好きなアジアン・フュージョンです。2017年ごろのNZは,ピーター・ゴードンというニュージーランドではとっても有名なフュージョン系のシェフと,マイケル・メリディスという,ピーターさんの後追いみたいな,やっぱりフュージョン系の若手シェフが機内食を監修していました。これはマイケル・メリディスさんが担当していたような気がします。
ただ一言,おいしくない。いろんな食材が混ざっているだけでハーモニーのかけらもない。
しかし,これは序の口でした。
メインコース「キングサーモンのポーチ醤油風味,おかゆ(栗とキノコのソテー),柚子マヨネーズ」
これが出てきた瞬間,私の脳裏に浮かんだのは,岐阜県の温泉地の名称と,食べたことはないけれど栃木名物しもつかれでした。
なお味ですが,見た目どおりです。シャケを醤油で煮込んでお粥の上に載せてマヨネーズを掛けたものです。説明するだけでまずそうです。NZはコックカワサキでも雇っているのだろうか?
写真をご覧いただければ確認できると思いますが,栗と書かれているのに,乗っていたのは枝豆でした。そもそも10月のニュージーランドは春なので,栗なんて出回っていないのだが…なんでこんなメニューにしたのか。
フライトの後,NZに「あのメニューは最悪だった」とコメントを入れておきました。
【座席(シート)】NZプレエコ,シートはいつも快適です。
【機内スタッフ】2回目のメインコースを選んだら,フライトアテンダントが「Nice choice!」と微笑んでくれました。本質を見抜いた人のブラックジョークだったのかもしれない。
【総合評価】お願いだから奇をてらったフュージョンメニューではなく,ちゃんとした和食が作れる料理人,ちゃんとしたイタリア料理が作れるシェフ,ちゃんとした中華料理が作れる陳さんなどの監修を受けてください。
なおNZのプレエコの機内食は,基本的にビジネスと同一メニューですが,お皿が小型のキャセロールに詰め込み(ビジネスは大きなお皿に余裕を持って盛る),デザートが前菜と一緒に出てきてチョイス不可能,という点だけが違います。
したがってこのメニューはビジネスクラスでも楽しむことができたはずです。どのくらいの人が楽しんだのか知りませんが。
【機内食・ドリンク】1食目は毎度おなじみ洋食(ソーセージと玉子),和食(シャケの照り焼き),甘味(パンケーキやワッフルなど,これがいちばんバリエーション豊か)から選びます。今回は和食のシャケの照り焼きにしました。食べ飽きたので特に感想はありません。柴漬けが一緒にホットになっているのはご愛敬(最近はNZもようやく気付いたようで,漬け物は暖めずに別途サーブしています)。
この日のNZ99はAKLを9時55分発で,NZは通常であれば9時30分発以降のフライトは昼食が出てくるのに,この便は朝食でした。なぜそこまで朝食にこだわるのだアングロサクソン。
問題は2食目,日本時間で午後2時ごろの「夕食」です。
前菜「中華鹵水スープ風味チキンのサラダ,茶そば,大根,ベビーコーン,ザクロ」
ちょっと意識高い白人の皆さんが大好きなアジアン・フュージョンです。2017年ごろのNZは,ピーター・ゴードンというニュージーランドではとっても有名なフュージョン系のシェフと,マイケル・メリディスという,ピーターさんの後追いみたいな,やっぱりフュージョン系の若手シェフが機内食を監修していました。これはマイケル・メリディスさんが担当していたような気がします。
ただ一言,おいしくない。いろんな食材が混ざっているだけでハーモニーのかけらもない。
しかし,これは序の口でした。
メインコース「キングサーモンのポーチ醤油風味,おかゆ(栗とキノコのソテー),柚子マヨネーズ」
これが出てきた瞬間,私の脳裏に浮かんだのは,岐阜県の温泉地の名称と,食べたことはないけれど栃木名物しもつかれでした。
なお味ですが,見た目どおりです。シャケを醤油で煮込んでお粥の上に載せてマヨネーズを掛けたものです。説明するだけでまずそうです。NZはコックカワサキでも雇っているのだろうか?
写真をご覧いただければ確認できると思いますが,栗と書かれているのに,乗っていたのは枝豆でした。そもそも10月のニュージーランドは春なので,栗なんて出回っていないのだが…なんでこんなメニューにしたのか。
フライトの後,NZに「あのメニューは最悪だった」とコメントを入れておきました。
【座席(シート)】NZプレエコ,シートはいつも快適です。
【機内スタッフ】2回目のメインコースを選んだら,フライトアテンダントが「Nice choice!」と微笑んでくれました。本質を見抜いた人のブラックジョークだったのかもしれない。
【総合評価】お願いだから奇をてらったフュージョンメニューではなく,ちゃんとした和食が作れる料理人,ちゃんとしたイタリア料理が作れるシェフ,ちゃんとした中華料理が作れる陳さんなどの監修を受けてください。
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