航空会社 ニュージーランド航空
- 国
- ニュージーランド
- IATA | ICAO
- NZ | ANZ
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.40 [238件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
いわくつきの機内安全ビデオ・南極バージョン
- 口コミ投稿者
- エディさん
搭乗写真
総評
メルボルン空港直結のPark Royalで一泊して,オークランドに帰ります。
オセアニアと日本との間を,行きも帰りも昼間便で飛ぶ設定,たしかに時間は掛かり,行きにシドニーで1泊,帰りもメルボルンで1泊しなければなりませんが,体は楽です。いくらビジネスクラスの椅子がフルフラットになっても,やっぱりホテルのベッドには勝てません。
【機内食・ドリンク】
なんでソーセージと玉子しか発想がないのかなあ…
しかも,このイングリッシュブレックファストのソーセージって,単なる腸詰めでボソボソしていて食感も悪い。食欲がまったく出てこないメニューです。
【座席(シート)】
いちおうWorks Deluxeで隣席をブロックするので,なんとか快適。
【機内スタッフ】
Works Deluxeでも別に厚遇してくれるわけではありません。
いつものアングロサクソンの世界に戻ってきてしまった。
【エンターティメント】
2018年6月ごろのNZ機内安全ビデオは南極バージョンでした。
実はNZにとって南極は,いわくつきの場所です。
ちょうど今から40年前の1979年11月,南極遊覧飛行中のNZ機(当時はTE便名)が南極のエレバス山に衝突するという事故がありました。当時は日本でも人気のルートだったらしく,日本人も20人ほど犠牲になりました。
原因についてここで詳細は述べませんが,エレバス山事故はニュージーランドでは11月になると必ず話題に上ります。今年は特に40周年となるので新聞でも大々的に報じられています。
そんなわけで,NZの機内安全ビデオに南極バージョンが登場すると発表された後,ニュージーランド国内では賛否両論でした。
もともと機内安全ビデオをもっと注意深く見てほしい,というアイデアから始まったNZのユニークな機内安全ビデオですが,こういったキワモノは逆に飽きられやすく,すぐに新バージョンを作る必要があります。それでネタ切れになって南極バージョンなのか,という感じでした。
NZは「過去のエレバス山事故とは関係ない,それはそれ,これはこれ」と釈明していました。まあ南極というのは複雑な場所で,どの国の領土にも属さないはずなんですが,たとえばニュージーランドやオーストラリアなどはそれぞれ独自の領有権を主張して,勝手に国境線を引いたりしています。そういった政治的な絡みもあったのかもしれません。
【空港サービス】
Works Deluxeは優先カウンターでチェックインできますが,メルボルン空港のNZカウンターは使いにくい。
特に優先カウンターは1つしかなく,たいがい自己主張の激しいアングロサクソンのお客さんと,「私が法律よ」のNZグラウンドとの活発な討議の場となっています。
隣の無人チェックインキオスクを使ったほうが早いです。
【総合評価】
実は南極も,大人の事情が渦巻く,けっこうダークな世界。
オセアニアと日本との間を,行きも帰りも昼間便で飛ぶ設定,たしかに時間は掛かり,行きにシドニーで1泊,帰りもメルボルンで1泊しなければなりませんが,体は楽です。いくらビジネスクラスの椅子がフルフラットになっても,やっぱりホテルのベッドには勝てません。
【機内食・ドリンク】
なんでソーセージと玉子しか発想がないのかなあ…
しかも,このイングリッシュブレックファストのソーセージって,単なる腸詰めでボソボソしていて食感も悪い。食欲がまったく出てこないメニューです。
【座席(シート)】
いちおうWorks Deluxeで隣席をブロックするので,なんとか快適。
【機内スタッフ】
Works Deluxeでも別に厚遇してくれるわけではありません。
いつものアングロサクソンの世界に戻ってきてしまった。
【エンターティメント】
2018年6月ごろのNZ機内安全ビデオは南極バージョンでした。
実はNZにとって南極は,いわくつきの場所です。
ちょうど今から40年前の1979年11月,南極遊覧飛行中のNZ機(当時はTE便名)が南極のエレバス山に衝突するという事故がありました。当時は日本でも人気のルートだったらしく,日本人も20人ほど犠牲になりました。
原因についてここで詳細は述べませんが,エレバス山事故はニュージーランドでは11月になると必ず話題に上ります。今年は特に40周年となるので新聞でも大々的に報じられています。
そんなわけで,NZの機内安全ビデオに南極バージョンが登場すると発表された後,ニュージーランド国内では賛否両論でした。
もともと機内安全ビデオをもっと注意深く見てほしい,というアイデアから始まったNZのユニークな機内安全ビデオですが,こういったキワモノは逆に飽きられやすく,すぐに新バージョンを作る必要があります。それでネタ切れになって南極バージョンなのか,という感じでした。
NZは「過去のエレバス山事故とは関係ない,それはそれ,これはこれ」と釈明していました。まあ南極というのは複雑な場所で,どの国の領土にも属さないはずなんですが,たとえばニュージーランドやオーストラリアなどはそれぞれ独自の領有権を主張して,勝手に国境線を引いたりしています。そういった政治的な絡みもあったのかもしれません。
【空港サービス】
Works Deluxeは優先カウンターでチェックインできますが,メルボルン空港のNZカウンターは使いにくい。
特に優先カウンターは1つしかなく,たいがい自己主張の激しいアングロサクソンのお客さんと,「私が法律よ」のNZグラウンドとの活発な討議の場となっています。
隣の無人チェックインキオスクを使ったほうが早いです。
【総合評価】
実は南極も,大人の事情が渦巻く,けっこうダークな世界。
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