航空会社 ニュージーランド航空
- 国
- ニュージーランド
- IATA | ICAO
- NZ | ANZ
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.40 [238件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
昭和の宴会バス旅行
搭乗写真
総評
前回のレポートで予告した,ニュージーランド航空のB777の旧プレエコを紹介します。このときのプレエコのキャビンは昭和の匂いが漂っていました。
【機内食・ドリンク】
NZのプレエコの機内食は「ビジネスに準じる」仕様であり,基本的なメニュー構成は同じ,ただお皿が小さい,デザートは前菜と一緒に先に出してしまう,デザートの選択肢なし,などが特徴的です。
この日の夕食,和食のメインは鶏の唐揚げ,ネギあんかけ。機内食で唐揚げは無謀ですね。ベタ揚げといったほうがいいでしょう。
【座席(シート)】
座席はご覧の通り,エコノミーとほぼ同じです。それでもシートピッチは100cmほど確保してあり,いちおうレッグレストも付いています。リクライニング角度もちょっと大きい。
空いていれば割と快適なんだけど,この日は日本の団塊世代の団体が半分以上を占拠していました。
この人たち,座席のいちばん前にあるスナックコーナーから,幹事(?)が両手でごっそり,リンゴやバナナ,袋入りスナックなどを取ってきて,ご近所の皆さんにお配りしています。昭和の宴会バス旅行です。見ていて恥ずかしくなってきます。
【トイレ・洗面台】
これがB777プレエコのちょっとしたメリットです。
座席の写真でもおわかりかもしれませんが,プレエコの前方に見えるカーテンはギャレーだけを覆うもので,ビジネスとプレエコとの仕切りではありません。この両方のクラスのキャビンは往来自由です。
その結果,プレエコとビジネスでトイレは共用となります。プレエコでも都合4つのトイレが使えることになります。さすがにプレエコのブロックからビジネス最前列のトイレまで行くのはちょっと度胸が要りますが,差し迫った状況では非常にありがたい。
なお現在の日本線の主力であるB787はこのような仕様ではなく,プレエコとビジネスとの間にしっかりと仕切りがあり,ついでにいうとプレエコ用トイレは1つだけなので,ちょっと厳しい。
【総合評価】
この頃はのっぴきならない事情で日本往復の回数が増えたので,NZのエアポインツ会員グレードが上がるまで,体力温存&ストレス軽減の暫定措置として「KORU」クラブに入会しました。
これは有料でJGCやSFCのような資格が得られるシステムです。金さえ払えば修行は不要で,NZのラウンジ利用OK,優先搭乗,優先荷物引渡などのサービスが受けられます。
ただしNZ限定です。成田は提携でANAのラウンジを使えますが,NZ便に乗るときだけです。その他のスタアラ便の利用時には効力がありません。
2020年現在の料金は,入会金と初年度会費を合わせて900ドルほど(約6万円)。2年目からは年会費のみで600ドルちょっと(約4万5千円)。修行不要とはいえ,ちょっと微妙な値段。
日本に住んでいる人にとっては,たとえばANA便で使えないのでほとんど利用価値はありませんが,ご参考までに。
【機内食・ドリンク】
NZのプレエコの機内食は「ビジネスに準じる」仕様であり,基本的なメニュー構成は同じ,ただお皿が小さい,デザートは前菜と一緒に先に出してしまう,デザートの選択肢なし,などが特徴的です。
この日の夕食,和食のメインは鶏の唐揚げ,ネギあんかけ。機内食で唐揚げは無謀ですね。ベタ揚げといったほうがいいでしょう。
【座席(シート)】
座席はご覧の通り,エコノミーとほぼ同じです。それでもシートピッチは100cmほど確保してあり,いちおうレッグレストも付いています。リクライニング角度もちょっと大きい。
空いていれば割と快適なんだけど,この日は日本の団塊世代の団体が半分以上を占拠していました。
この人たち,座席のいちばん前にあるスナックコーナーから,幹事(?)が両手でごっそり,リンゴやバナナ,袋入りスナックなどを取ってきて,ご近所の皆さんにお配りしています。昭和の宴会バス旅行です。見ていて恥ずかしくなってきます。
【トイレ・洗面台】
これがB777プレエコのちょっとしたメリットです。
座席の写真でもおわかりかもしれませんが,プレエコの前方に見えるカーテンはギャレーだけを覆うもので,ビジネスとプレエコとの仕切りではありません。この両方のクラスのキャビンは往来自由です。
その結果,プレエコとビジネスでトイレは共用となります。プレエコでも都合4つのトイレが使えることになります。さすがにプレエコのブロックからビジネス最前列のトイレまで行くのはちょっと度胸が要りますが,差し迫った状況では非常にありがたい。
なお現在の日本線の主力であるB787はこのような仕様ではなく,プレエコとビジネスとの間にしっかりと仕切りがあり,ついでにいうとプレエコ用トイレは1つだけなので,ちょっと厳しい。
【総合評価】
この頃はのっぴきならない事情で日本往復の回数が増えたので,NZのエアポインツ会員グレードが上がるまで,体力温存&ストレス軽減の暫定措置として「KORU」クラブに入会しました。
これは有料でJGCやSFCのような資格が得られるシステムです。金さえ払えば修行は不要で,NZのラウンジ利用OK,優先搭乗,優先荷物引渡などのサービスが受けられます。
ただしNZ限定です。成田は提携でANAのラウンジを使えますが,NZ便に乗るときだけです。その他のスタアラ便の利用時には効力がありません。
2020年現在の料金は,入会金と初年度会費を合わせて900ドルほど(約6万円)。2年目からは年会費のみで600ドルちょっと(約4万5千円)。修行不要とはいえ,ちょっと微妙な値段。
日本に住んでいる人にとっては,たとえばANA便で使えないのでほとんど利用価値はありませんが,ご参考までに。
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