NZ搭乗記録の中で最悪のフライト - ニュージーランド航空 口コミ・評価

航空会社 ニュージーランド航空

2024年03月30日に撮影されたニュージーランド航空の航空機写真

© flyskyさん

IATA | ICAO
NZ | ANZ
アライアンス
スターアライアンス

搭乗レビュー
NZ搭乗記録の中で最悪のフライト

航空会社
ニュージーランド航空
便名
NZ090
ビジネス
搭乗日
2015/04
路線
成田(東京) → オークランド
機材
B767-319
総評:1
1ッ星
機内食・ドリンク
1ッ星
座席(シート)
1ッ星
機内スタッフサービス
1ッ星
エンターティメント
1ッ星
トイレ・洗面台
1ッ星
機材コンディション
1ッ星
地上サービス
2ッ星
口コミ投稿者
エディさん
アクセス数
1,424
投稿日
2021/07/17

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    帰りはB767 ビジネスでも普通の椅... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    普段は2段階で出てくる付け出し(左)... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    前菜アップ
    和食っぽい何か
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    和食の主菜
    忘れ去られた後にようやく... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    なんだかんだで夜が明ける
  • 写真の種類:座席(シート)
    なんか失望しかなくて,無意識のうちに... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    朝食
    この頃にはお粥が廃止され,エコ... 続き

総評

NZには2008年から100回くらい乗ってますが,その中で最悪だったフライトの記録です。

【機内スタッフ】
出発準備が整いドア閉鎖。そのとき機内アナウンス。

「本日はクルーの1人が病気のため,1人足りない状態です。したがいましてサービスが十分にできませんが,皆様のご理解とご協力をお願いいたします」

まず,このアナウンス,なんか違和感がありました。クルーが1人病気になったのは仕方ないとして,そういうときに残りのクルーで対処するマニュアルのようなものはNZに存在していないのでしょうか。乗客が我慢することを前提にしている感じで,変だなあと思いました。

というか,後にも先にもこんなアナウンス聞いたのは,このフライトだけです。あえて乗客に説明するようなことなのか。

【座席(シート)】
今回の座席はビジネスの1A。ビジネスキャビンはほぼ満席,隣はパケハのおじさん(ニュージーランドではマオリ以外の白人をこのように呼びます)。ウェルカムドリンクが配られると,私のほうを向いて「チアーズ!」と乾杯。

社交的な人なのかと思ったら,そうではなかった。単なる大酒飲みでした。

水平飛行に入って機内サービス開始。アナウンスの予告通り,フライトアテンダントはみんな険しい表情で通路を行ったり来たりしています。笑顔ゼロ。私も仕方ないのでオーダーは必要最小限にとどめていました。

しかし,このおじさん,まったく空気を読まずにワインのお代わり連発。その余波で,私のワインのリクエストなどは完全に忘れ去られ,おじさんはワインを何杯もお代わりして,私のワイングラスは空っぽ。

【機内食・ドリンク】
ビジネスクラスの左舷側通路担当はNZの水色制服,サービスマネージャです。NZは平スタッフがピンク,上司のサービスマネージャが水色の制服です。すなわち本日のクルーでいちばん有能な人が担当でした。

サービスマネージャ,まず通路側のおじさんに機内食のオーダーを訊きます。次に私に訊くのかと思って待っていると,そのまま去っていき,しばらくして隣のおじさんの食事をサーブし,また去っていきました。私は呆然と状況を眺めるだけです。

その後,ようやく気付いたのか機内食のオーダーを取りに来ました。サービスマネージャの表情は陰鬱で,こっちも仏頂面となり,コミュニケーションは最悪の雰囲気。砂を噛む気分とは,このことです。

【総合評価】
クルー欠員時のバックアップ体制の不備,サービスマネージャがちょっと無能,隣の乗客が変な人だった,などの要因が重なり,私が経験した中で最悪のフライトでした。

隣の乗客の影響が大きかったとはいえ,いろいろ納得できなかったのでNZに上述した内容のフィードバックを送りました。当時はNZゴールドエリートでしたが,クレーマー扱いされてブラックリスト入りしても上等,と思いながら自分のフルネームと座席番号と連絡先もぜんぶ書きました。

その後,NZからはきわめて形式的に,担当者に伝えましたという内容の返事が来ましたが,具体的にどうするのかまったく書いてありませんでした。まあ私も期待していませんでしたが…

ところが翌月の日本往復フライトで,これが思わぬ展開となるのです。来週のレポートは,2年あまりにわたってお届けしたニュージーランド・日本間の行脚の搭乗レビュー,いよいよ最終回。

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