乗り継ぎ前便遅延の対処 - エールフランス航空 口コミ・評価

航空会社 エールフランス航空

2024年04月12日に撮影されたエールフランス航空の航空機写真

© 矢塚秀さん

IATA | ICAO
AF | AFR
アライアンス
スカイチーム

搭乗レビュー
乗り継ぎ前便遅延の対処

総評:3
3ッ星
機内食・ドリンク
3ッ星
座席(シート)
3ッ星
機内スタッフサービス
4ッ星
エンターティメント
無評価
トイレ・洗面台
2ッ星
機材コンディション
3ッ星
地上サービス
5ッ星
口コミ投稿者
時代飛さん
アクセス数
2,351
投稿日
2018/03/15

総評

VeniceからParis/CDGまでのフライト。Air France運航。PY、Yの2クラス機材。PYは最前列の席のみ。機材はA319。
VeniceからCDGに向かい、CDGで羽田行きJAL便に乗り継ぎ予定だった。(2時間の乗り継ぎ)
個人の搭乗記録と、Air Franceの航空機遅延対応記録を残す。

チェックイン開始前に40分の出発遅延が発表。CDGでの乗り継ぎ時間は2時間のため40分の遅延は問題なし。
保安検査場を通り、上階のフードコートで最後のイタリアンのランチをとったところで1時間15分の遅延が発表され、乗り継ぎはかなりギリギリ。この時点では未だ問題なかった。
その後、Original搭乗時刻の1時間前に出発の2時間10分遅延が発表されたためいよいよCDGで乗り継ぎ便に乗れないことが分かる。

そこで、保安検査場で検査官に事情を説明して検査場を逆走し保安区域外に出て、Air Franceの空港Officeに向かったが無人状態であった。そのため、試しにすでにCLOSEしたチェックインカウンターに向かうと、何人かカウンターに並んでいた。Air Franceのスタッフがいたので状況を説明すると、列に並んで待てと言われる。
前に並んでいる人たちと話をすると、自分たちと同じ便に乗る予定で遅延によってCDGで乗り継ぎできなくなった乗客であった。彼らも手持ち無沙汰のようで情報収集を兼ねて会話する。彼らはCasablancaへ帰るモロッコ人のようで、前日も同様に遅延でVenice滞在。イタリア料理はおいしいがそろそろCasablancaの料理が恋しいと熱弁。お前もいつかCasablancaに来てくれ、俺は東京行ったことないけどラーメン好きだと熱弁。多少ウザさも感じつつもCDG到着後に非常に助けられた。トラブルの連帯感はかなり重要。

Casablanca行きの人たちの手続きが終わって自分たちの手続きを開始。カウンターのイタリアンはBest Solutionを探すと言うが、かなり手間取っていた。
そこで同時に、別のAFのカウンターの人から携帯電話を借りてJALのコールセンターに電話して手続きしようともするがオペレータにつながらない。エメラルド優先でも一般でもつながらないJALコールセンターに何の意味があるのか?

結局、最終目的地は新千歳空港なので、Air Franceで予約できるVCE-CDG-ICN-CTSで通し航空券が発券された。(航空券の契約は出発地と到着地が同じであれば経路は問わないことになっている。)
CDG以降の便は翌日便。Air Franceが宿泊ホテルを手配するようパリのAFスタッフに申し送るから、パリに着いたら乗り継ぎカウンターに行けと言われる。また、預けた荷物はパリで受け取るよう言われる。

結局手続きに1時間程度要す。
航空券の変更手続きが終わると、遅延後のBoarding Timeまであと5分。カウンターの人はダッシュで保安検査場に向かえと言う。検査場について検査官に事情を説明すると優先保安検査に通してくれ、検査官がゲート番号を調べてくれた。いいから早くダッシュで向かえ!と言われて向かう。丁度Boardingの列が無くなりかけたところでギリギリ間に合った。

離陸前にCaptainからAnnounceがあり、遅延の原因と予定到着時刻が伝えられる。やはり乗り継ぎのJAL便には間に合わないことがわかる。
その後、無事に飛行機は飛び立ち、問題なくParis/CDGターミナル2Eに到着。

機内サービスは、ドリンクとチョコレートクッキーが出た。バターの味がきいていてなかなかおいしい。

CDGで降りた際、Veniceのカウンターで遅延手続したときに話したモロッコ人と会い、ホテルの手配はArea7のカウンターだからと教えてもらった。つまり、ヴェネチア空港のAFスタッフが乗り継ぎカウンターに行けと言ったことは不十分な情報であった。モロッコ人には本当の意味で助けられた(ヴェニスで話しかけておいて良かったと思った)。ところでBaggage Claimで中国系の人たちが乗り継ぎ便に乗れなかったとAir Franceのスタッフに必死にComplainしている。Veniceで手続きしておいて良かったと感じた。
Baggage ClaimでPickupしたあと、ターミナル2E出発エリアのArea7に行き、当日のホテル、夕食・朝食、ホテルバス、アメニティを手配してくれた。他にも20人くらい同様に乗り継ぎ便に乗れない人がいた模様だった。
また、そのとき深夜パリ発、東京深夜着の便があったが東京宿泊費用が個人持ちになるようでパリステイがベターと判断。
カウンターの人からホテルバスの乗り場(SNCF駅の上階)は伝えられたものの、バスの乗り方はうまく説明できないからその場所で誰かに聞けと言われる(英語が苦手な人だった)。結局、乗り場に案内があり、来たホテルバンに乗ってホテル到着。

最後に、全体を通してAir Franceの航空機遅延の対応はホスピタリティがあり、空港スタッフの人たちも丁寧にしてくれて本当に良いと感じた。疲れたのは言うまでもないが、同行者は控えめにみてもかなり怒り気味だった。英語でしか話していないのにどうも交渉内容が全く理解できていなかったようで。。。

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