搭乗レビュー
ロシア最後のツポレフ Tu-154M アルロサ航空 モスクワ>ウダーチヌイ
- 口コミ投稿者
- こじゆきさん
搭乗写真
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アルロサ航空
6R515便 -
搭乗ゲート
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搭乗機
Tu-154M RA-857... 続き -
Tu-154M
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RA-85757
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Tu-154M
RA-85757 -
Tu-154M
RA-85757 -
Tu-154M
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Tu-154M
安全のしおり -
Tu-154M
安全のしおり -
Tu-154M
RA-85757
総評
モスクワ(ドモジェドボ)からウダーチヌイ(ポリヤーニ)まで、
アルロサ航空を利用しました。
おそらくロシアでも最後の定期便として、旧ソ連製のTu-154Mが就航していましたが、2018年を以って引退する情報もありました。
このTu-154Mは、基本的にモスクワ=ウダーチヌイ=ノヴォシビルスクを往復しており、合間で他路線にも就航しているようでしたが、頻繁に機種変更が行われているようだったので、一番確実性の高いモスクワ>ウダーチヌイを経由して、ノヴォシビルスクまで予約しました。
モスクワ発は、定刻21時50分です。成田からJALで到着して入国審査を済ませると、まだ16時頃で出発まで5時間以上有りましたが、既にチェックインカウンターは開いており、窓側の席をリクエストするとE列の搭乗券が渡されます。3列(ABC)+3列(DEF)の座席配置のため、明らかに真ん中の席ですが、何度確認してもE列は窓側と答えるのみ。一旦諦めカウンターを離れ、別の列に並び直し改めて窓側(A列)に変えてもらいました。面倒くさい客に思われそうですが・・・
この6R515便は、モスクワからウダーチヌイまでの便で、ウダーチヌイからノヴォシビルスクまでは、同じ機材ながらも便名が変わります。モスクワで乗継便もスルーでチェックインできるか尋ねましたが、不可とのことで、ウダーチヌイで再度、チェックインが必要とのことでした。接続時間は、2時間あり基本的に同じ機材なので問題はないはずですが、到着が遅延して乗り継ぎの手続きができなかったらと少し不安になります。
遅延の多いアルロサ航空ですが、この日は時間通りに搭乗手続きが始まり、駐機場まで向かうバスに乗り込みます。これで遅延はなさそうと安心しました。しかしバスは一向にターミナルを離れる気配は無く、暫く経った後に皆、バスから降りターミナルに戻ります。そして案内板には21時50分から23時に時間変更です。英語による説明は一切ありませんでした。
23時になり改めて搭乗カウンターが開き、今度こそ駐機場に向かいます。駐機場の一番遠くに、今回搭乗するRA-85757が留まっています。アルロサ航空に現役のTu-154Mが何機あるの知りませんが、基本的には、この1機で運用しているようです。このRA-85757は最近、新塗装に変わったばかりで、遠目にはとても綺麗に映りますが、搭乗した瞬間、懐かしい(古い)ツポレフ機の光景が広がります。お馴染みの薄く柔らかいシート。もちろん背もたれが内側に倒れます。至る所が見るからに年季が入って見えます。逆に、これまで現役で運航を続けていることに感動します。
既に、定刻より1時間半以上遅れていますが、いよいよ出発かと考えていたところ、乗客が騒ぎ始めました。客室乗務員は何か大声で説明をしています。どうやら再度の遅延のようで、出発時間は全く不明です。そして、駐機場に留まったまま、機内食のサービスが始まりました。こちらは、ホットミールで、想像していたよりしっかりした食事で美味しかったです。食事が片付けられても離陸する気配が無く、諦めて仮眠をします。
結局、定刻より4時間以上遅れた、深夜の2時半頃、アルロサ航空のTu-154Mは轟音とともに、モスクワ・ドモジェドボ空港を離陸します。
遅延理由が分からず、若干の不安は有りつつも、真夜中のシベリアを東に向け飛行を続けます。目的地のウダーチヌイ(ポリヤーニ)は、ロシアのサハ州にあり、ダイヤモンド鉱山がある都市の様です。アルロサ自体が、ダイヤモンド採掘を本業とする会社とのことで、航空会社のイメージもダイヤモンドがデザインされています。乗客も殆ど鉱山関係者らしく、見る限り外国人は自分一人の様で、やたらと見られました。
外が薄明るくなった頃、二回目の機内食の提供がありました。国内線で2度の食事がサービスされるのは、改めてロシアの大きさを感じます。
約4時間遅れで、ウダーチヌイ(ポリヤーニ)空港に着陸しました。この日はまだ9月でした機外は、既に雪に覆われた森林が続き、寒々しい景色でした。
良くも悪くも、ロシアらしい空の旅でしたが、目的の機材に乗れたので満足です。
評価は、この時代に現役でTu-154M運航している思い入れ加算しています。アルロサ航空の客室乗務員さんは、皆さん感じが良かったです。
アルロサ航空を利用しました。
おそらくロシアでも最後の定期便として、旧ソ連製のTu-154Mが就航していましたが、2018年を以って引退する情報もありました。
このTu-154Mは、基本的にモスクワ=ウダーチヌイ=ノヴォシビルスクを往復しており、合間で他路線にも就航しているようでしたが、頻繁に機種変更が行われているようだったので、一番確実性の高いモスクワ>ウダーチヌイを経由して、ノヴォシビルスクまで予約しました。
モスクワ発は、定刻21時50分です。成田からJALで到着して入国審査を済ませると、まだ16時頃で出発まで5時間以上有りましたが、既にチェックインカウンターは開いており、窓側の席をリクエストするとE列の搭乗券が渡されます。3列(ABC)+3列(DEF)の座席配置のため、明らかに真ん中の席ですが、何度確認してもE列は窓側と答えるのみ。一旦諦めカウンターを離れ、別の列に並び直し改めて窓側(A列)に変えてもらいました。面倒くさい客に思われそうですが・・・
この6R515便は、モスクワからウダーチヌイまでの便で、ウダーチヌイからノヴォシビルスクまでは、同じ機材ながらも便名が変わります。モスクワで乗継便もスルーでチェックインできるか尋ねましたが、不可とのことで、ウダーチヌイで再度、チェックインが必要とのことでした。接続時間は、2時間あり基本的に同じ機材なので問題はないはずですが、到着が遅延して乗り継ぎの手続きができなかったらと少し不安になります。
遅延の多いアルロサ航空ですが、この日は時間通りに搭乗手続きが始まり、駐機場まで向かうバスに乗り込みます。これで遅延はなさそうと安心しました。しかしバスは一向にターミナルを離れる気配は無く、暫く経った後に皆、バスから降りターミナルに戻ります。そして案内板には21時50分から23時に時間変更です。英語による説明は一切ありませんでした。
23時になり改めて搭乗カウンターが開き、今度こそ駐機場に向かいます。駐機場の一番遠くに、今回搭乗するRA-85757が留まっています。アルロサ航空に現役のTu-154Mが何機あるの知りませんが、基本的には、この1機で運用しているようです。このRA-85757は最近、新塗装に変わったばかりで、遠目にはとても綺麗に映りますが、搭乗した瞬間、懐かしい(古い)ツポレフ機の光景が広がります。お馴染みの薄く柔らかいシート。もちろん背もたれが内側に倒れます。至る所が見るからに年季が入って見えます。逆に、これまで現役で運航を続けていることに感動します。
既に、定刻より1時間半以上遅れていますが、いよいよ出発かと考えていたところ、乗客が騒ぎ始めました。客室乗務員は何か大声で説明をしています。どうやら再度の遅延のようで、出発時間は全く不明です。そして、駐機場に留まったまま、機内食のサービスが始まりました。こちらは、ホットミールで、想像していたよりしっかりした食事で美味しかったです。食事が片付けられても離陸する気配が無く、諦めて仮眠をします。
結局、定刻より4時間以上遅れた、深夜の2時半頃、アルロサ航空のTu-154Mは轟音とともに、モスクワ・ドモジェドボ空港を離陸します。
遅延理由が分からず、若干の不安は有りつつも、真夜中のシベリアを東に向け飛行を続けます。目的地のウダーチヌイ(ポリヤーニ)は、ロシアのサハ州にあり、ダイヤモンド鉱山がある都市の様です。アルロサ自体が、ダイヤモンド採掘を本業とする会社とのことで、航空会社のイメージもダイヤモンドがデザインされています。乗客も殆ど鉱山関係者らしく、見る限り外国人は自分一人の様で、やたらと見られました。
外が薄明るくなった頃、二回目の機内食の提供がありました。国内線で2度の食事がサービスされるのは、改めてロシアの大きさを感じます。
約4時間遅れで、ウダーチヌイ(ポリヤーニ)空港に着陸しました。この日はまだ9月でした機外は、既に雪に覆われた森林が続き、寒々しい景色でした。
良くも悪くも、ロシアらしい空の旅でしたが、目的の機材に乗れたので満足です。
評価は、この時代に現役でTu-154M運航している思い入れ加算しています。アルロサ航空の客室乗務員さんは、皆さん感じが良かったです。
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