搭乗レビュー
DHC8-100 MIZOKA!! Final Flight in RJOO/ITM フライト(往路)
搭乗写真
総評
08.23日をもって、定期便でのDHC8-100による熊本線は退役なので、熊本-伊丹のAMX801と802を往復で乗ることにしました。予約した時点で、後方しか空いておらず、私と同じ目的の人で埋まるのかな…と感じました。
熊本空港でのチェックインの際に、伊丹で一度、搭乗口内から出て手続きすると間に合わないかもしれないので、熊本で伊丹からの分も欲しいと、JALカウンターで申し出たところ、伊丹空港で係員が発券して渡してくれる手続きをしてくださいました。伊丹のJALカウンターにわざわざ連絡してくださったみたいでした。ありがとうございました。熊本では天草エアラインはJALに委託しているので難しいのかなと思っていましたが、JALのコードシェア便で予約していた方はスムーズに往復を発券してくれたようです。
発券して頂いた券を持って、保安検査場を済ませ搭乗口内へ。
当機は前便AMX201の到着機遅れのため、10:38に、10:45頃に搭乗案内を開始するとのアナウンスがありました。
また、私と同じ目的の方は私を除いて2名で意外と少なかったです。加えて、801および802両方を利用される方は1名だけでした。
搭乗が始まり、いざスポットへ。快晴のなか、DHC8みぞかちゃんに乗ることが出来ました。そして、搭乗すると、以前8レグを利用した際のC/Aさんで、嬉しいことに私を覚えてくださいました。最高の条件の中、席に着いたのは10:48。前方右側の反対の座席2つを除いて、ほぼ満席でした。なお、予約および発券の段階で満席でしたので、前方右側の反対の座席2つは重量バランスのため用意されていないのではないかと思います。
10:55にドアクローズ。APUがないため、電源車を繋げており、ドアクローズの際に一旦、機内は真っ暗になります。
ここでこれから乗られる方々に注意して欲しいのは、以前の電子制限一部解除で離着陸の際も撮影が可能になりましたが、「天草エアラインでは水平飛行の間しかカメラと言った電子機器の制限は解除されません。」すなわち、ドアクローズから離着陸の瞬間の隠れくまもんなどを撮影するためにはフィルムカメラが必要となります。注意して下さい。
機内は再点灯し、エンジンチェックも完了。10:58にタキシング開始。T4からインターセクションし、11:00ちょうどに07から離陸しました。
離陸後は左旋回。熊本空港を左の眼下に熊本を抜けて行きました。
シートベルト着用サインは11:12に消灯されました。
熊本を抜けた後は、九重連山、大分市佐賀関半島を経て、九州を脱しました。
機内サービスは天草名産の食べ物(写真参考)が振る舞われました。
C/Aさんが機内サービスをされている11:29、肥後水道上空で、コクピットアナウンスがあり、搭乗のお礼・離陸した時間・到着予定時刻・遅延のお詫び・先程は大分県南大分市上空を飛行していた事・現在は肥後水道上空を高度17,000ft(5200m)で飛行していること・後20分すると高知市上空を飛行すること・南和歌山市などを経由して大阪伊丹空港へ向かう事・天候は安定しているが、所々、揺れが予想されること・伊丹の天候・そして…
残念なお知らせがあるとおっしゃって、熊本-伊丹はほぼ休むことなく運航してきたが、本年度中は最後になると思われること・お乗りになられている飛行機は購入後15年たっており、今日も元気に飛び回っているが日本国内において現実的に運航できる寿命に近づいていること・初めてお聞きになる方すでに知っておられる方もおられると思いますが来年2016年1月からフランス製のATRで運航するのが決まっていること・機種の変更に伴う運休の理由(パイロットがATRの免許を取るため)・運休によってご迷惑をおかけすること・私自身(パイロットさん)もこの飛行機をお別れするのは寂しい事・飛行機は変わっても天草エアラインの思いや乗務員は変わらないこと・運休後に新しい飛行機で青空の中、皆さまと会えるのを楽しみにしていると言う事・到着まで1時間近くあり狭い機内ではあるが、くつろいでくださいと言う事・長々と話したことをおっしゃられました。パイロットさんもおっしゃられているように6分近い長いアナウンスでしたが、パイロットさんがDHC8-100を愛していることが伝わってきたアナウンスでした。
アナウンスの間には、C/Aさんが事前に配布すると告知したポストカードと、C/Aさん達による手書きのメッセージが入った飴の袋を配られました。
パイロットさんのアナウンスから約1時間後の12:01にシートベルト着用サインが点灯。それから6分後の12:07、関西国際空港を通過。そして、仁徳天皇陵など多くの古墳がある堺市、八尾飛行場などを通過して行きました。
八尾飛行場を通過したくらいに、電子制限のアナウンスがありました。
12:15に阿倍野ハルカスを通過しましたが、天王寺から強い揺れが起こるようになり機内からざわめきが聞こえるほどでした。
12:16、ギアダウンをした新大阪に近づいてもおさまらず、そのためか珍しく32Lに12:20に着陸しました。着陸まではかなり揺れていましたが、かなりソフトな接地で、外を見ていなかったら「あれ?着陸したの?」と思うような感じでした。着陸の際、多くの方が千里川で天草エアラインを眺めている様子が見れました。
着陸後はW9で離脱。R1からエプロンに入り、23番スポットに12:24に到着、天草エアラインDHC8-100による伊丹到着の最後(仮)のフライトが終わりました。
12:25、ドアオープン。いつもなら早く降機する方々が目立ちますが、皆さん機内に残ってお写真を撮られていました。
降機の際、右側前方の反対側の座席には、機内で配られた「イルカのたまご(要冷蔵食品)」を入れておくためのクーラーボックスがおかれていました。もしかしから、C/Aさんの機内サービスの準備のため空けてあるのかもしれません。
また、私は降機後、久しぶりにお会いすることができたC/Aさんと写真を撮って頂きました。ありがとうございました。
熊本空港でのチェックインの際に、伊丹で一度、搭乗口内から出て手続きすると間に合わないかもしれないので、熊本で伊丹からの分も欲しいと、JALカウンターで申し出たところ、伊丹空港で係員が発券して渡してくれる手続きをしてくださいました。伊丹のJALカウンターにわざわざ連絡してくださったみたいでした。ありがとうございました。熊本では天草エアラインはJALに委託しているので難しいのかなと思っていましたが、JALのコードシェア便で予約していた方はスムーズに往復を発券してくれたようです。
発券して頂いた券を持って、保安検査場を済ませ搭乗口内へ。
当機は前便AMX201の到着機遅れのため、10:38に、10:45頃に搭乗案内を開始するとのアナウンスがありました。
また、私と同じ目的の方は私を除いて2名で意外と少なかったです。加えて、801および802両方を利用される方は1名だけでした。
搭乗が始まり、いざスポットへ。快晴のなか、DHC8みぞかちゃんに乗ることが出来ました。そして、搭乗すると、以前8レグを利用した際のC/Aさんで、嬉しいことに私を覚えてくださいました。最高の条件の中、席に着いたのは10:48。前方右側の反対の座席2つを除いて、ほぼ満席でした。なお、予約および発券の段階で満席でしたので、前方右側の反対の座席2つは重量バランスのため用意されていないのではないかと思います。
10:55にドアクローズ。APUがないため、電源車を繋げており、ドアクローズの際に一旦、機内は真っ暗になります。
ここでこれから乗られる方々に注意して欲しいのは、以前の電子制限一部解除で離着陸の際も撮影が可能になりましたが、「天草エアラインでは水平飛行の間しかカメラと言った電子機器の制限は解除されません。」すなわち、ドアクローズから離着陸の瞬間の隠れくまもんなどを撮影するためにはフィルムカメラが必要となります。注意して下さい。
機内は再点灯し、エンジンチェックも完了。10:58にタキシング開始。T4からインターセクションし、11:00ちょうどに07から離陸しました。
離陸後は左旋回。熊本空港を左の眼下に熊本を抜けて行きました。
シートベルト着用サインは11:12に消灯されました。
熊本を抜けた後は、九重連山、大分市佐賀関半島を経て、九州を脱しました。
機内サービスは天草名産の食べ物(写真参考)が振る舞われました。
C/Aさんが機内サービスをされている11:29、肥後水道上空で、コクピットアナウンスがあり、搭乗のお礼・離陸した時間・到着予定時刻・遅延のお詫び・先程は大分県南大分市上空を飛行していた事・現在は肥後水道上空を高度17,000ft(5200m)で飛行していること・後20分すると高知市上空を飛行すること・南和歌山市などを経由して大阪伊丹空港へ向かう事・天候は安定しているが、所々、揺れが予想されること・伊丹の天候・そして…
残念なお知らせがあるとおっしゃって、熊本-伊丹はほぼ休むことなく運航してきたが、本年度中は最後になると思われること・お乗りになられている飛行機は購入後15年たっており、今日も元気に飛び回っているが日本国内において現実的に運航できる寿命に近づいていること・初めてお聞きになる方すでに知っておられる方もおられると思いますが来年2016年1月からフランス製のATRで運航するのが決まっていること・機種の変更に伴う運休の理由(パイロットがATRの免許を取るため)・運休によってご迷惑をおかけすること・私自身(パイロットさん)もこの飛行機をお別れするのは寂しい事・飛行機は変わっても天草エアラインの思いや乗務員は変わらないこと・運休後に新しい飛行機で青空の中、皆さまと会えるのを楽しみにしていると言う事・到着まで1時間近くあり狭い機内ではあるが、くつろいでくださいと言う事・長々と話したことをおっしゃられました。パイロットさんもおっしゃられているように6分近い長いアナウンスでしたが、パイロットさんがDHC8-100を愛していることが伝わってきたアナウンスでした。
アナウンスの間には、C/Aさんが事前に配布すると告知したポストカードと、C/Aさん達による手書きのメッセージが入った飴の袋を配られました。
パイロットさんのアナウンスから約1時間後の12:01にシートベルト着用サインが点灯。それから6分後の12:07、関西国際空港を通過。そして、仁徳天皇陵など多くの古墳がある堺市、八尾飛行場などを通過して行きました。
八尾飛行場を通過したくらいに、電子制限のアナウンスがありました。
12:15に阿倍野ハルカスを通過しましたが、天王寺から強い揺れが起こるようになり機内からざわめきが聞こえるほどでした。
12:16、ギアダウンをした新大阪に近づいてもおさまらず、そのためか珍しく32Lに12:20に着陸しました。着陸まではかなり揺れていましたが、かなりソフトな接地で、外を見ていなかったら「あれ?着陸したの?」と思うような感じでした。着陸の際、多くの方が千里川で天草エアラインを眺めている様子が見れました。
着陸後はW9で離脱。R1からエプロンに入り、23番スポットに12:24に到着、天草エアラインDHC8-100による伊丹到着の最後(仮)のフライトが終わりました。
12:25、ドアオープン。いつもなら早く降機する方々が目立ちますが、皆さん機内に残ってお写真を撮られていました。
降機の際、右側前方の反対側の座席には、機内で配られた「イルカのたまご(要冷蔵食品)」を入れておくためのクーラーボックスがおかれていました。もしかしから、C/Aさんの機内サービスの準備のため空けてあるのかもしれません。
また、私は降機後、久しぶりにお会いすることができたC/Aさんと写真を撮って頂きました。ありがとうございました。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 08A
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 出発予定時刻
- 10:45
- 搭乗時刻
- 10:48
- 出発時刻
- 10:58
- 飛行高度
- 16,000ft
- 飛行速度
- 450km/h
- 到着予定時刻
- 12:15
- 到着時刻
- 12:24
- 予定飛行時間
- 80m
- 出発空港 天気・気温
- 晴/28℃
- 出発ゲート・スポット
- 07
- 離陸滑走路
- 07
- 離陸時刻
- 11:00
- 到着空港 天気・気温
- 晴/30℃
- 到着ゲート・スポット
- 23
- 着陸滑走路
- 32L
- 着陸時刻
- 12:20
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