航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,105件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
羽田(HND)→大島(OIM) 大島ラストフライト【往路】
搭乗写真
総評
2015年10月24日、2015年のサマーダイヤが終了する日ですがこの日をもって国内線で唯一運休・撤退となるANAの羽田ー大島線に搭乗する機会を得ました。
羽田大島線は2014年3月まで大島・三宅島線専用のQ300で運航されていましたがQ300の引退によってB737-700で運航が始まりましたが今の大島線にはオーバーキャパシティーだったようで2015年前期の搭乗率は19%と国内線で最低を記録、一時期は二ケタを切る搭乗率まで落ち込み8月にANAは正式に運休を発表しました。羽田大島線はANAが日本ヘリコプター輸送だった時代の1955年に5番目の路線として運航を開始した歴史ある路線でしたが、時代の変化には抗えられませんでした。こうして地方路線が少しずつなくなっていくのは残念です。
1か月前に予約すると窓側席が指定できず最終日は混雑することが予想できていましたが結局最終日は往復ともに9割ほどの搭乗率になったようです。私は当日空港に6時にチェックインして何とか翼上席&非常口席ではあったものの”窓側”の11Kを往復ともに抑えることができました。
8:00頃に羽田空港2ビルのバスラウンジ501ゲートに向かうとすでにカメラを持った大勢のファンの皆さんが待機していました。乗客のうちの半数以上はファンの方々だったようで少し異様な雰囲気でした。
バス案内のため20分前の8:20から搭乗が始まり82番スポットの使用機JA17ANに向かいました。バスが到着すると一斉に機側での撮影会が始まりました。タラップも屋根がない要人などが使うようなタラップだったのでタラップからも使用機を撮影することができました。そして機内にはいり自席に向かうと窓側であるはずの11Kは非常口配置の都合で窓側1席分を空け本来J列がある位置にありました。このことを知らず係員の”窓側”を鵜呑みしたことを少し後悔しましたがなんとか手を伸ばして窓の外を撮影できました。
お祭りムードの1843便ですが定刻の8:40に出発することができました。出発時の機内アナウンスではCAから「本日は皆さまを大島へご案内するのは最後となります。どうぞ最後の大島行の便をお楽しみください」との案内がありました。
飛行機はD滑走路から8:54に離陸しました。東京湾に沿うように南下し、5分後の8:59にベルトサインが消灯となりました。飛行時間が短いこともあり機内サービスはリクエスト形式でCAはファンへの対応、またアップルジュースのトレーサーブなどで大忙し、な感じでした。
9:01、機長から挨拶が入りました。現在巡航高度7000ft、2100m上空を飛行していることなどが伝えられ、最後に「本日当便羽田ー大島路線1843便はこの便を持ちまして最後の飛行になります。羽田大島路線に関しましては全日空の前身であります日本ヘリコプター輸送が1955年に開設して以来60年間多くのお客様にご利用いただきました。会社を代表いたしまして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。」とアナウンスがありました。
9:11にベルトサインが点灯、大島空港上空で一周、そして東側に戻ってから9:20着陸となりました。大島空港ではデッキで大勢の島民のほか、エプロンではミス大島、また空港関係者の方々のお出迎えがありました。その脇で大島空港係員が折り返し便利用の方に早めに搭乗口に向かうよう催促しているのが印象的でした。
【復路につづきます】
羽田大島線は2014年3月まで大島・三宅島線専用のQ300で運航されていましたがQ300の引退によってB737-700で運航が始まりましたが今の大島線にはオーバーキャパシティーだったようで2015年前期の搭乗率は19%と国内線で最低を記録、一時期は二ケタを切る搭乗率まで落ち込み8月にANAは正式に運休を発表しました。羽田大島線はANAが日本ヘリコプター輸送だった時代の1955年に5番目の路線として運航を開始した歴史ある路線でしたが、時代の変化には抗えられませんでした。こうして地方路線が少しずつなくなっていくのは残念です。
1か月前に予約すると窓側席が指定できず最終日は混雑することが予想できていましたが結局最終日は往復ともに9割ほどの搭乗率になったようです。私は当日空港に6時にチェックインして何とか翼上席&非常口席ではあったものの”窓側”の11Kを往復ともに抑えることができました。
8:00頃に羽田空港2ビルのバスラウンジ501ゲートに向かうとすでにカメラを持った大勢のファンの皆さんが待機していました。乗客のうちの半数以上はファンの方々だったようで少し異様な雰囲気でした。
バス案内のため20分前の8:20から搭乗が始まり82番スポットの使用機JA17ANに向かいました。バスが到着すると一斉に機側での撮影会が始まりました。タラップも屋根がない要人などが使うようなタラップだったのでタラップからも使用機を撮影することができました。そして機内にはいり自席に向かうと窓側であるはずの11Kは非常口配置の都合で窓側1席分を空け本来J列がある位置にありました。このことを知らず係員の”窓側”を鵜呑みしたことを少し後悔しましたがなんとか手を伸ばして窓の外を撮影できました。
お祭りムードの1843便ですが定刻の8:40に出発することができました。出発時の機内アナウンスではCAから「本日は皆さまを大島へご案内するのは最後となります。どうぞ最後の大島行の便をお楽しみください」との案内がありました。
飛行機はD滑走路から8:54に離陸しました。東京湾に沿うように南下し、5分後の8:59にベルトサインが消灯となりました。飛行時間が短いこともあり機内サービスはリクエスト形式でCAはファンへの対応、またアップルジュースのトレーサーブなどで大忙し、な感じでした。
9:01、機長から挨拶が入りました。現在巡航高度7000ft、2100m上空を飛行していることなどが伝えられ、最後に「本日当便羽田ー大島路線1843便はこの便を持ちまして最後の飛行になります。羽田大島路線に関しましては全日空の前身であります日本ヘリコプター輸送が1955年に開設して以来60年間多くのお客様にご利用いただきました。会社を代表いたしまして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。」とアナウンスがありました。
9:11にベルトサインが点灯、大島空港上空で一周、そして東側に戻ってから9:20着陸となりました。大島空港ではデッキで大勢の島民のほか、エプロンではミス大島、また空港関係者の方々のお出迎えがありました。その脇で大島空港係員が折り返し便利用の方に早めに搭乗口に向かうよう催促しているのが印象的でした。
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