航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,113件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
ANAのB789初号機で伊丹を発つ。厚い雲を縫って飛ぶ安心フライト。
- 口コミ投稿者
- Harry Lennonさん
搭乗写真
総評
少し改装が加えられた空港ターミナルビルを歩きながら、そういえば今年初の伊丹利用だったなあー、と、数少ない空旅の年内履歴を頭に浮かばせていました。ポケットの中のデバイスを取り出すより早い、と構内の時計を探して見れば、そろそろ午前11時半。朝の京都駅の混雑を考えたら、家族への定番土産は空港で買ったほうが断然楽な訳でして、今回もチェックイン直前に2階のANAショップで購入し、すぐにスーツケースに入れて、その流れで目の前のプレミアムチェックインで預けてしまいました。お土産まであんまり合理的にし過ぎてしまうと、古都らしい雰囲気を醸し出してくれてる八つ橋のパッケージにも何だか引け目を感じますが。。
さて、お馴染みもお馴染み、伊丹から羽田に帰る路線。これをご覧になってる方も目新しさなどとうに失せているでしょうけど、数限られる関西出向を空から楽しみ尽くして、最後の一滴まで搾り取るスタンスの僕は、とにかく翼のあるものに乗っけてもらって空に舞い上がってくれるだけでも幸せです。笑 たまに同行者と(仕方なしに)乗る新幹線も、まあ嫌いじゃないですけど。
今回は、自分の復路にピッタリな時間帯にB787-9が飛んでるじゃないですか。今や20機以上も実働しているANAの当機種、もう新鮮味は薄れてきたってもんですが、プレミアム利用も考えて選んでみました。
ラウンジでお寝坊、もしくは飲みすぎても安心(ダメですけど)の、エントランス目の前の9ゲートには、すでに沢山の搭乗者さんたちがアナウンスを待っていました。13:00発のANA26便への搭乗案内開始は、いつものように20分前。慌てずトイレも済ませ、搭乗の列に並ぶちょっと前に駐機中の当便を拝見すると、ノーズギアの上に830の文字。
お!ANA一番の古株789ですね。
'14年に羽田に鳴り物入りでフェリーされてきた時は、わざわざ写真とか撮りに行ったりした訳でも何でもないですが、いざ改めて対面すると、やっぱり一番の先輩って不思議と頭が下がる思いです。。初対面のありがたい気持ちと、今日までトラブルなく活躍してくれている事への感謝の念を人知れず抱きつつ搭乗。
プレミアムクラスを利用させてもらいましたが、座席もキャビン全体もまだまだ新品同様の風格です。いわゆる新車の香りってやつはありませんが、入って席に着くと清々しく気持ちの良い窓側席。大きめな787特有の窓の向こうでは、昼下がりの伊丹の駐機場のキビキビとした仕事があちこちで繰り広げられていました。
今回の搭乗の一番の印象は、フリートの事もさる事ながら、とにかくCAさんの素晴らしさでした!チーフパーサーらしき某CAさんが僕の列のご担当をされてましたが、なんとも形容しがたい安心感と包容力を兼ね備えている方で。アナウンスでの英語も、発音から明らかにご経験豊富なことが窺えます。もちろん全ての所作に心がこもっている、ジャパーニーズお・も・て・な・し。。
国内線、しかも短距離路線でこのようなレベルの高い接客を受けられる。そんな些細な満足が、短い旅の時間の密度をこっそり底上げしてくれますね。
問題なく予定通りテイクオフした当機は、すぐに近畿地方上空にタムロする雲に突入、そして細かい揺れが治まると、CAさんたちが慌てずにお昼ご飯のGOZENを配膳し始めました。白ワインを今回も懲りずに頼みますが、二種類ある国内線白シリーズのうち、またまた前回、前々回と同じペイドック。贅沢は言わないけど、そろそろもう一種類のボルドーブランも試してみたいものです。
しかしやっぱり空の上で、しかも昼から味わうワインは至福の贅沢です。食後のコーヒーまでの流れを短時間でサーブしてくださるCAさん達にも感謝しつつ、心地よく酔った僕は、食後の房総半島の山がちな風景を眺めていました。
本当にあっという間の旅路は、14:15、羽田のBランウェイをもって幕を閉じました。
関東に帰ってきても、京都・大阪と同じような体感を引きずっている午後。まだ暑く、重ためな初夏の空気がバス乗り場を行き来していました。
787シリーズは乗りやすくて疲労もしない良い飛行機だと、今更ながら思ってます。沖縄線くらいのややミドルホールでも試してみたいもんですけどね、、僕は国内では割と767に縁があるので、じっくり浮気の機会を待ちたいと思います。笑
次回は羽田から台北(松山)へ飛びます。久しぶりのJALで何だか単純にドキドキ。
暑くなってきますのでみなさんご自愛くださいー!
では良い旅を!
さて、お馴染みもお馴染み、伊丹から羽田に帰る路線。これをご覧になってる方も目新しさなどとうに失せているでしょうけど、数限られる関西出向を空から楽しみ尽くして、最後の一滴まで搾り取るスタンスの僕は、とにかく翼のあるものに乗っけてもらって空に舞い上がってくれるだけでも幸せです。笑 たまに同行者と(仕方なしに)乗る新幹線も、まあ嫌いじゃないですけど。
今回は、自分の復路にピッタリな時間帯にB787-9が飛んでるじゃないですか。今や20機以上も実働しているANAの当機種、もう新鮮味は薄れてきたってもんですが、プレミアム利用も考えて選んでみました。
ラウンジでお寝坊、もしくは飲みすぎても安心(ダメですけど)の、エントランス目の前の9ゲートには、すでに沢山の搭乗者さんたちがアナウンスを待っていました。13:00発のANA26便への搭乗案内開始は、いつものように20分前。慌てずトイレも済ませ、搭乗の列に並ぶちょっと前に駐機中の当便を拝見すると、ノーズギアの上に830の文字。
お!ANA一番の古株789ですね。
'14年に羽田に鳴り物入りでフェリーされてきた時は、わざわざ写真とか撮りに行ったりした訳でも何でもないですが、いざ改めて対面すると、やっぱり一番の先輩って不思議と頭が下がる思いです。。初対面のありがたい気持ちと、今日までトラブルなく活躍してくれている事への感謝の念を人知れず抱きつつ搭乗。
プレミアムクラスを利用させてもらいましたが、座席もキャビン全体もまだまだ新品同様の風格です。いわゆる新車の香りってやつはありませんが、入って席に着くと清々しく気持ちの良い窓側席。大きめな787特有の窓の向こうでは、昼下がりの伊丹の駐機場のキビキビとした仕事があちこちで繰り広げられていました。
今回の搭乗の一番の印象は、フリートの事もさる事ながら、とにかくCAさんの素晴らしさでした!チーフパーサーらしき某CAさんが僕の列のご担当をされてましたが、なんとも形容しがたい安心感と包容力を兼ね備えている方で。アナウンスでの英語も、発音から明らかにご経験豊富なことが窺えます。もちろん全ての所作に心がこもっている、ジャパーニーズお・も・て・な・し。。
国内線、しかも短距離路線でこのようなレベルの高い接客を受けられる。そんな些細な満足が、短い旅の時間の密度をこっそり底上げしてくれますね。
問題なく予定通りテイクオフした当機は、すぐに近畿地方上空にタムロする雲に突入、そして細かい揺れが治まると、CAさんたちが慌てずにお昼ご飯のGOZENを配膳し始めました。白ワインを今回も懲りずに頼みますが、二種類ある国内線白シリーズのうち、またまた前回、前々回と同じペイドック。贅沢は言わないけど、そろそろもう一種類のボルドーブランも試してみたいものです。
しかしやっぱり空の上で、しかも昼から味わうワインは至福の贅沢です。食後のコーヒーまでの流れを短時間でサーブしてくださるCAさん達にも感謝しつつ、心地よく酔った僕は、食後の房総半島の山がちな風景を眺めていました。
本当にあっという間の旅路は、14:15、羽田のBランウェイをもって幕を閉じました。
関東に帰ってきても、京都・大阪と同じような体感を引きずっている午後。まだ暑く、重ためな初夏の空気がバス乗り場を行き来していました。
787シリーズは乗りやすくて疲労もしない良い飛行機だと、今更ながら思ってます。沖縄線くらいのややミドルホールでも試してみたいもんですけどね、、僕は国内では割と767に縁があるので、じっくり浮気の機会を待ちたいと思います。笑
次回は羽田から台北(松山)へ飛びます。久しぶりのJALで何だか単純にドキドキ。
暑くなってきますのでみなさんご自愛くださいー!
では良い旅を!
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