Rating: 4
Author: ohjung

航空会社 ANA (全日空)

全日空(ANA)は、日本ヘリコプター輸送と極東航空が1958...

国: 日本
IATA | ICAO: NH | ANA
メンバー評価: 搭乗レビュー 4.05 [11,113件]
アライアンス: スターアライアンス

搭乗レビュー
意外なJFKのT7

航空会社: 全日空
便名: NH109
ビジネス

搭乗日: 2017/08
路線: JFK(ニューヨーク) → 羽田(東京)

機体記号: JA788A
機材: Boeing 777-381/ER

総評：4: 4ッ星

機内食・ドリンク: 3ッ星
座席（シート）: 5ッ星

機内スタッフサービス: 4ッ星
エンターティメント: 4ッ星

トイレ・洗面台: 4ッ星
機材コンディション: 4ッ星

地上サービス: 3ッ星

口コミ投稿者: ohjungさん

アクセス数: 1,143
投稿日: 2017/10/01

搭乗写真

BAターミナルだけあって大型機が複数... 続き
前菜は日本発便と比較しても遜色なし。
骨が多く、食べづらかった。海外発便は... 続き
一風堂ラーメン、帰路は味噌。往復で異... 続き
2食目にはややヘビーで食べられず。
こんな懐かしのドラマが
紋別付近から日本を南下
夜のHND到着

総評

米国初体験の帰国便。欧州線に比べるとお盆時期の米国線の特典航空券は取りやすかったが、ビジネス&観光、どちらの需要も多いJFK線だけはなかなか空席が出てこない。連日PCとにらめっこしていたところ、幸運にも1ヶ月前に偶然空席が出てきたので、ORD in JFK out のオープンジョーで発券することができた。

米国滞在中は天気に恵まれたが、この日は雷がはっきり見えるほどの夕立で、出発遅延。隣のゲートから先にプッシュバックしたBA機もしばらく立往生の様子。遅くなった分、夕暮れのマンハッタンを遠くに眺めながらの離陸。

かなり北極圏寄りのルートを辿り、日本への進入は北海道の紋別付近から。北米便は茨城～千葉辺りの太平洋からアプローチするものと思っていたので意外。途中、旭川、富良野と夜景を眺めながら南下し、羽田は34Rへランディング。離陸は1時間遅れたが、遅延は回復。

【機内食・ドリンク】
機内食は何でも美味しく食べるのだか、今回はANAのビジネスクラスでは、一番口に合わなかった。

1食目は和食。魚がイマイチで海外発は洋食、との先達の教えに従うべきだったか。
2食目で洋食を頼むもかなりヘビーでほとんど食べられず。間食の一風堂ラーメンが最も美味しかった…

【座席（シート）】
スタッガードは相変わらず文句なし。しばらくはこのシードで十分競争力あると思われる。さすがNY便、Cクラスの多いコンフィグだったが満席。出張需要の多い週末便だか、お盆のためかビジネスマンは少なめの印象。

【機内スタッフ】
自席エリアは外国人クルーの担当。やりとりに概ね問題はないが、慣れていないと思うのでフライトログは日本人クルーに依頼。

【エンターティメント】
基本的にマップと音楽といういつもの組み合わせ。フライト終盤は来月の渡航に備えて、英語のスピードラーニングを視聴したが、勉強になった。こういう風に機内で試せる機会があるのは良い。

【トイレ・洗面台】
綺麗であるが、B8に慣れていると物足りなさも。

【機材コンディション】
新しくは無いが、丁寧に使い込まれている印象。不具合等も特になし。

【空港サービス】
ANA便が出発するJFKのT7はBAのターミナル。JFKと聞き、世界屈指の大空港のイメージで行くと、驚くほど拍子抜け。伊丹空港よりも小さい印象。JFKがエアトレインによりリンクされている分散型の空港であると理解。デルタやアメリカンのターミナルはきっと雰囲気も違うのだろう。

ラウンジはBAラウンジ。DIA会員はファーストクラススペースに案内される。ANA便出発前はほぼ日本人のみで、スペースもかなり狭く座る場所を確保するのが大変。あまり期待しない方が良い。

【総合評価】
安定のスタッガードシートのおかげで快適ではあったが、食事の満足度が少し低めで、ソフト面では消化不良感の残るフライトであった。