航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,113件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
Farewell to Chicago!
搭乗写真
総評
ビジネススクールへの研修派遣の帰路、来る前はあれほど憂鬱であったのに、いざ帰国となると後ろ髪を引かれる思いでオヘアに向かう。天気に恵まれた滞在中同様、今日もシカゴは快晴。こういう時に限って道は思い切り空いており、あっという間に摩天楼が離れていく。わずか30分でダウンタウンから空港へ。
往復ともにCアップグレードを申し込んだが、往路は失敗。帰路も出張帰りの多い週末便、前日のオンラインチェックインでPYの開放すらなく、WEBでも有償ビジネスは満席だから当然ではあるが、チェックインカウンターで華麗にスルー。
それどころか、スクールで配られたファイルや本のせいで、まさかの重量オーバーとのお達し。DIA会員であっても荷物1つ当たり23キロを超えると追加料金60ドルとのこと。ただし荷物は3つまで受け入れ可能なので、別のダンボールに分けてrepackすれば問題なし、とのご指示。DIAカウンターのせいか、口調は恐ろしく丁寧だが...
帰国翌日から仕事のため、ネックピローに加え軽食&飲み物とYロングホール覚悟のフル装備で搭乗口へ向かい、ダメ元で、カウンターでアップグレード結果待ちを問うと、スタッフは「Passport, please」との一言とともに、渡したチケットを破り始める。2回目のチャレンジでアップグレード成功!シカゴで頑張ったご褒美ということか。
搭乗するとCクラスもPYも満席で、アップグレードできたのが不思議でならない。往路など空席があるのにアップ失敗。搭乗直前のアップグレードゆえか、着席後には「Welcome aboard, Mr.Chen」と見知らぬ名前で英語の挨拶をされたのはご愛嬌。直前の予約変更かノーショーか、何かがあってアップできたのだと推察。その後、Cクラスチーフからドアクローズ前に受け取ったと思われる名簿を見ながら、改めて挨拶がなされた。
この時間のオヘアはトラフィックも少ないのか、プッシュバック後もスムーズに、西方、即ちミシガン湖方面へ向かってテイクオフ。シカゴへ来る前の不安と、来てからの苦労の日々を思い出し、少し感傷的な離陸。
上昇しながらレフトターン。
シカゴのダウンタウンを右手に機首を北東へ。
Farewell to Chicago!
8月のJFK線とは異なり、太平洋上から直接、神栖付近にアプローチし、NRT16Rへ。快晴の成田、隣のスポットにはSQのB7が美しいフォルムで駐機中。もっと乗っていたいと思わせる、素晴らしいフライトであった。
【機内食・ドリンク】
先月のJFK-HND線の和食が珍しく口に合わなかったこと、巷間言われる海外発は洋食、の鉄則も頭をよぎって、少し迷うが、結局和食をチョイス。
シカゴは日本人街が郊外にあって、ダウンタウンではほとんど和食を食べられなかったので、久しぶりの本格和食が身に滲みる。
前菜はいつもどおり安定のクオリティで、メインの銀鱈の西京焼きもご飯に良く合う。
日付変更線付近でいったん目覚めて、間食に恒例の一風堂の味噌ラーメン。シカゴでもラーメンは食べられるが、インスタントでも、こちらのほうが慣れ親しんだ味。日本が近づくのを感じる。
【座席(シート)】
ゲート直前でのアップグレードから推察するに、恐らく最後の一席だったと思われ、ビジネスクラスの最後列通路側。
ただ、このスタッガードシートであれば、場所を問わず相変わらず文句なし。UAやデルタもCクラス座席を強化しているが、しばらくは十分伍していけるシートと思われる。
【機内スタッフ】
自席エリアは外国人クルーの担当。やりとりに概ね問題はないが、慣れていないと思うのでフライトログは日本人クルーに依頼。ここ1ヶ月で3回目の北米線のCクラスだが、うち2回が担当は外国人クルー。北米-アジアの乗継強化を掲げていることから増やしているのかもしれない。
【エンターティメント】
画面にマップを表示し、音楽を聴く。音楽で「蜜蜂と遠雷」のサウンドトラックがあるのは、日系ならでは。小説「蜜蜂と遠雷」を読む。久しぶりに日本語の活字に触れむさぼるように読んだ。
【トイレ・洗面台】
綺麗であるが、新機材のB8に慣れていると物足りなさも。
【機材コンディション】
新しくは無いが、丁寧に使い込まれている印象。不具合等も特になし。
【空港サービス】
朝食はしっかりダウンタウンで食べて来たのに加え、Cクラスアップグレード待ち状態であったので、UAポラリスラウンジへの入室資格はなく、
混んでいるUAノーマルラウンジには食指も動かない。ORDのT1には、飛行機の駐機場に面した窓を持つお店が多いので、カフェを巡る。
ANA搭乗口の横にもカフェがあり、機材の目の前の席は大人気で、アメリカ人も何人か写真を撮っていた。当然といえば当然だか窓の外はUAばかりで、このターミナルで発着するANAやLUFTは、UAの特別なパートナーということだろう。
【総合評価】
単独派遣の海外研修が無事終了した安堵感とアップグレード成功の幸運に包まれ、往路と対照的に最高の気分のフライトであった。
往復ともにCアップグレードを申し込んだが、往路は失敗。帰路も出張帰りの多い週末便、前日のオンラインチェックインでPYの開放すらなく、WEBでも有償ビジネスは満席だから当然ではあるが、チェックインカウンターで華麗にスルー。
それどころか、スクールで配られたファイルや本のせいで、まさかの重量オーバーとのお達し。DIA会員であっても荷物1つ当たり23キロを超えると追加料金60ドルとのこと。ただし荷物は3つまで受け入れ可能なので、別のダンボールに分けてrepackすれば問題なし、とのご指示。DIAカウンターのせいか、口調は恐ろしく丁寧だが...
帰国翌日から仕事のため、ネックピローに加え軽食&飲み物とYロングホール覚悟のフル装備で搭乗口へ向かい、ダメ元で、カウンターでアップグレード結果待ちを問うと、スタッフは「Passport, please」との一言とともに、渡したチケットを破り始める。2回目のチャレンジでアップグレード成功!シカゴで頑張ったご褒美ということか。
搭乗するとCクラスもPYも満席で、アップグレードできたのが不思議でならない。往路など空席があるのにアップ失敗。搭乗直前のアップグレードゆえか、着席後には「Welcome aboard, Mr.Chen」と見知らぬ名前で英語の挨拶をされたのはご愛嬌。直前の予約変更かノーショーか、何かがあってアップできたのだと推察。その後、Cクラスチーフからドアクローズ前に受け取ったと思われる名簿を見ながら、改めて挨拶がなされた。
この時間のオヘアはトラフィックも少ないのか、プッシュバック後もスムーズに、西方、即ちミシガン湖方面へ向かってテイクオフ。シカゴへ来る前の不安と、来てからの苦労の日々を思い出し、少し感傷的な離陸。
上昇しながらレフトターン。
シカゴのダウンタウンを右手に機首を北東へ。
Farewell to Chicago!
8月のJFK線とは異なり、太平洋上から直接、神栖付近にアプローチし、NRT16Rへ。快晴の成田、隣のスポットにはSQのB7が美しいフォルムで駐機中。もっと乗っていたいと思わせる、素晴らしいフライトであった。
【機内食・ドリンク】
先月のJFK-HND線の和食が珍しく口に合わなかったこと、巷間言われる海外発は洋食、の鉄則も頭をよぎって、少し迷うが、結局和食をチョイス。
シカゴは日本人街が郊外にあって、ダウンタウンではほとんど和食を食べられなかったので、久しぶりの本格和食が身に滲みる。
前菜はいつもどおり安定のクオリティで、メインの銀鱈の西京焼きもご飯に良く合う。
日付変更線付近でいったん目覚めて、間食に恒例の一風堂の味噌ラーメン。シカゴでもラーメンは食べられるが、インスタントでも、こちらのほうが慣れ親しんだ味。日本が近づくのを感じる。
【座席(シート)】
ゲート直前でのアップグレードから推察するに、恐らく最後の一席だったと思われ、ビジネスクラスの最後列通路側。
ただ、このスタッガードシートであれば、場所を問わず相変わらず文句なし。UAやデルタもCクラス座席を強化しているが、しばらくは十分伍していけるシートと思われる。
【機内スタッフ】
自席エリアは外国人クルーの担当。やりとりに概ね問題はないが、慣れていないと思うのでフライトログは日本人クルーに依頼。ここ1ヶ月で3回目の北米線のCクラスだが、うち2回が担当は外国人クルー。北米-アジアの乗継強化を掲げていることから増やしているのかもしれない。
【エンターティメント】
画面にマップを表示し、音楽を聴く。音楽で「蜜蜂と遠雷」のサウンドトラックがあるのは、日系ならでは。小説「蜜蜂と遠雷」を読む。久しぶりに日本語の活字に触れむさぼるように読んだ。
【トイレ・洗面台】
綺麗であるが、新機材のB8に慣れていると物足りなさも。
【機材コンディション】
新しくは無いが、丁寧に使い込まれている印象。不具合等も特になし。
【空港サービス】
朝食はしっかりダウンタウンで食べて来たのに加え、Cクラスアップグレード待ち状態であったので、UAポラリスラウンジへの入室資格はなく、
混んでいるUAノーマルラウンジには食指も動かない。ORDのT1には、飛行機の駐機場に面した窓を持つお店が多いので、カフェを巡る。
ANA搭乗口の横にもカフェがあり、機材の目の前の席は大人気で、アメリカ人も何人か写真を撮っていた。当然といえば当然だか窓の外はUAばかりで、このターミナルで発着するANAやLUFTは、UAの特別なパートナーということだろう。
【総合評価】
単独派遣の海外研修が無事終了した安堵感とアップグレード成功の幸運に包まれ、往路と対照的に最高の気分のフライトであった。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 搭乗クラス
- C
- 出発予定時刻
- 11:50
- 出発時刻
- 11:50
- 飛行高度
- 30,000-36,000ft
- 到着予定時刻
- 14:55
- 到着時刻
- 14:40
- 予定飛行時間
- 12h12mn
- 出発空港 天気・気温
- Sunny
- 出発ゲート・スポット
- C10
- 離陸滑走路
- 10L
- 離陸時刻
- 12:15
- 到着空港 天気・気温
- Cloudy
- 到着ゲート・スポット
- 46
- 着陸滑走路
- 16R
- 着陸時刻
- 14:25
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