Rating: 5
Author: Garnet World

航空会社 ANA (全日空)

全日空(ANA)は、日本ヘリコプター輸送と極東航空が1958...

国: 日本
IATA | ICAO: NH | ANA
メンバー評価: 搭乗レビュー 4.05 [11,113件]
アライアンス: スターアライアンス

搭乗レビュー
ANA初のフライングホヌ遊覧飛行

航空会社: 全日空
便名: NH2030
プレミアムエコノミー

搭乗日: 2020/08
出発: 成田国際空港
到着: 成田国際空港

機体記号: JA381A
機材: Airbus A380-841

総評：5: 5ッ星

機内食・ドリンク: 5ッ星
座席（シート）: 5ッ星

エンターティメント: 5ッ星
インターネット環境: 無評価

機内スタッフサービス: 5ッ星
機内清潔さ: 5ッ星

地上サービス: 5ッ星
コストパフォーマンス: 5ッ星

口コミ投稿者: Garnet Worldさん

アクセス数: 485
投稿日: 2021/06/12

総評

レビューフォトの1枚目に搭乗レビューの前書きがあります。そちらもあわせてご覧ください。

成田発着ということで、便そのものは国内線扱いに。チェックインや記念品の配布も第1ターミナルの国内線チェックインカウンターで行われました。保安検査についても国内線の方で行われ、検査後はバスラウンジに誘導されました。
その後、乗客全員とプレス関係者が揃ったところで、ANAホールディングス平子裕志社長のスピーチがありました(内容は省略)。スピーチが終わったタイミングで、プレミアムエコノミーの搭乗客から順にランプバスへの乗車が始まりました。定員に達したところで出発し、地上で待機する数多くの飛行機を尻目にホヌのもとへ向かって行きました。

タラップ車の付近では、横断幕を掲げたANAのグランドスタッフの方々が見送りにやってきていました。見送りを受けた上で、階段を登り、A380の機内へ。プレミアムエコノミーはアッパーデッキにあるため、そこから更に階段を登ることとなりました。アッパーデッキに着いてからは、ファーストクラスやビジネスクラスの区画を通り過ぎてプレミアムエコノミークラスの区画へ。自席にたどり着き、座席に身を預けました。

数十分かけて全ての乗客の搭乗を終わらせ、14時に出発。地上走行中にハワイ線専用の安全ビデオと、ANA Care Promiseの紹介映像が流れました。
30分ほど地上走行をした末、離陸。多くの人々に見守られ、真夏の日本の空へと飛び立ちました。この日だけは、たくさんの乗客を乗せながら。

上空では非売品があたる抽選会、ドリンクサービス、ハワイ在住の日本人アナウンサーが紹介するハワイのおすすめスポットの映像が流されるなど、少しでもハワイを感じてもらう心遣いが見られました。

2時間にわたる遊覧飛行はあっと言う間に終わりを迎え、夕方の成田空港に戻ってきました。離陸時と同様に、撮影スポットには多くの人々が詰めかけていました。着陸後にはCAの方からのアナウンスがあり、終了後には大きな拍手が送られました。その後も順調に地上走行をし、出発時に2番機が待機していたスポットに到着。こうして、ANA初の試みであるフライングホヌ遊覧飛行は終わりを迎えました。

プレミアムエコノミークラスの座席そのものも非常に快適で、これであればホノルル線の7時間におよぶフライトにも耐えられると感じました。コロナ禍がおさまった暁には、ホヌの本来の仕事場であるホノルル行きのフライトでこの座席に座ってみたいものです。