お医者様はいらっしゃいますか - ANA (全日空) 口コミ・評価

搭乗が少し遅れ、Flightradar24の記録では、19時23分の離陸でした。搭乗後、20時45分着陸予定との機長のアナウンスがあったと記憶しています。
その後ドリンクサービスが始まりましたが、その最中客室乗務員の方々が後方に急病人がいるという話をしているのを耳にしました。切迫した雰囲気では無かったので、そこまで重症ではないのだろうと思っていました。
動きがあったのは、ドリンクサービス終了後でした。客室乗務員の方が「お医者様又は看護師の方はいらっしゃいませんか？」と紙コップを回収しながら声掛けを始めました。ドクターコールをするということはよっぽど重症なのでは…？という考えがよぎりました。その後再度機長アナウンスがあり、機内全体にドクターコールがされました。時刻は20時頃、東北上空だったと思います。
当時おおよそ真ん中あたりの座席に座っており、2人ほど前方から後方に向かっていく方が見えました。20時25分頃ベルト着用サインが点灯し、お二方とも座席に戻ってこられ、34分に着陸。1人の方はベルト着用サインが消えるとすぐに席を外して後方に向かわれました。
着陸後、急病人の方を先に降ろすため、席を立たないようアナウンスがあり、救急救命員の方々が乗り込んで来ました。車椅子や担架も運び込まれ、切迫した雰囲気でした。左側通路を通るので、右側通路の方々は先に降りて行きましたが、準備に少し時間がかかっており、痺れを切らして出ていってしまう左側通路の乗客もいました。
ようやく準備ができ、車椅子で左側通路を通ろうとするも、荷物を取っている乗客の方が…。救急救命の方の声掛けで席に座り、急病人の方が無事機内から降りた後、左側通路の乗客も降りることができました。
急病人の方の回復をお祈りしております。