搭乗レビュー
#612 (I457) そりゃないだろマリンド・エア その2。置いてきぼりくらったクアラルンプール
- 口コミ投稿者
- westtowerさん
搭乗写真
総評
シンガポールからクアラルンプールに到着したら、そこにいる筈のペナン行きの乗継便はもういなかった。その第2話です。
乗り継ぎの予定は以下の通りでした。
OD802 SIN 10:10 (delay 11:43) ➢ KUL 11:10 (delay 12:43)
クアラルンプールにて乗り継ぎ
OD2104 KUL 14:10 ➢ PEN 15:10
Delayしたとしても乗り継ぎに十分な時間がありましたし、そもそもシンガポールにて乗継便のボーディングパスも発行されていることから、以下のようなことが起こるとは想像もしていませんでした。
【クアラルンプール到着時】
読み通り、12:43にKULに到着。先に14:10発の乗継便OD2104のゲートだけ確認してからスポッティングしようと、departure displayを隅から隅まで探すもOD2104は見当たらず。シンガポールで発券済のOD2104のボーディングパスを提示してinformationのお姉さんに尋ねるも訝しがられ、マリンド・エアのカウンターで確認してくださいとのこと。果たしてマリンド・エアのカウンターで尋ねると、担当者は暫し端末を叩き、暫し沈黙の後、僕に発した言葉は、
「OD2104は出発済です」
えー、どういうことー????
経緯の詳細は以下ご参照ください。
http://flyteam.jp/airline/malindo-airways/review/31431
【マリンド カウンターにて】
その後、以下のようなやり取りが為されました。
筆者「シンガポールで発券された乗継便OD2104のボーディングパスには出発時刻14:10と記されています。出発済みとはどういうことですか?」
GS「急遽出発時刻が変更になりました。ご不便をお掛けいたします」
筆者「出発時刻が変更になった理由は何ですか?」
GS「運行上の理由です。それ以上は私たち(information deskの担当者として)は分かり兼ねます」
筆者「ここ(KUL)で乗り継げないことが予め分かっていればシンガポールで直行便を選択するなど代替策を打てました。何故何の一言もなくボーディングパスを発券したのですか?」
GS「それはシンガポールのGSの判断です。私たちは分かり兼ねます」
筆者「会社の資質を疑いますね。それ以前に、ボーディングパスにOD2104の出発時刻が14:10と打刻されているということは、同便の出発時刻が12:10に前倒しされることがシステムに反映されず、社員にも周知
されていなかったということでしょうか? あり得ないことですね」
GS「…それは何とも…」
筆者「次のペナン便の出発時刻は」
GS「次便17:00発のOD2108に振り替えさせていただきます」
（ということはKULに4時間の足止め）
筆者「それでは遅すぎます。他社便へ振り替えてください」
GS「他社便へ振り替えはできません。ODをキャンセルしご自身で手配いただくか、OD2108へお乗りください」
筆者「御社の都合で迷惑を被っているのです。何故他社便へ振り替えできないのですか」
GS「運送約款で定められております」
筆者「では仕方がない、OD2108に乗りますが、ビジネスクラスにアップグレードしてください」
GS「何とも出来かねます」
筆者「せめてミールクーポンを発行してください」
GS「分かりました（渋々）」
【搭乗機・機材コンディション】
機番9V-LNM B737-8GP
2014年10月 初飛行
2014年10月 OD登録
機齢1.8歳
コンディション良好
エンジン 2 x CFMI CFM56-7B26E
【機内概況・座席（シート）】
前レビューご参照ください。
【機内食・ドリンク】
オレンジジュースのみ
【エンターティメント】
パーソナルモニター装備
機内誌は”MALINDOMAG”
【トイレ・洗面台】
使用せず
【総評】
この様な顛末で、ペナンのホテルのプールでまったりする計画が台無しになりました。
出発遅延、乗継便時刻変更/不接続、顧客不在の対応が平然と行われるマリンド・エアを利用する際の警鐘となれば。
乗り継ぎの予定は以下の通りでした。
OD802 SIN 10:10 (delay 11:43) ➢ KUL 11:10 (delay 12:43)
クアラルンプールにて乗り継ぎ
OD2104 KUL 14:10 ➢ PEN 15:10
Delayしたとしても乗り継ぎに十分な時間がありましたし、そもそもシンガポールにて乗継便のボーディングパスも発行されていることから、以下のようなことが起こるとは想像もしていませんでした。
【クアラルンプール到着時】
読み通り、12:43にKULに到着。先に14:10発の乗継便OD2104のゲートだけ確認してからスポッティングしようと、departure displayを隅から隅まで探すもOD2104は見当たらず。シンガポールで発券済のOD2104のボーディングパスを提示してinformationのお姉さんに尋ねるも訝しがられ、マリンド・エアのカウンターで確認してくださいとのこと。果たしてマリンド・エアのカウンターで尋ねると、担当者は暫し端末を叩き、暫し沈黙の後、僕に発した言葉は、
「OD2104は出発済です」
えー、どういうことー????
経緯の詳細は以下ご参照ください。
http://flyteam.jp/airline/malindo-airways/review/31431
【マリンド カウンターにて】
その後、以下のようなやり取りが為されました。
筆者「シンガポールで発券された乗継便OD2104のボーディングパスには出発時刻14:10と記されています。出発済みとはどういうことですか?」
GS「急遽出発時刻が変更になりました。ご不便をお掛けいたします」
筆者「出発時刻が変更になった理由は何ですか?」
GS「運行上の理由です。それ以上は私たち(information deskの担当者として)は分かり兼ねます」
筆者「ここ(KUL)で乗り継げないことが予め分かっていればシンガポールで直行便を選択するなど代替策を打てました。何故何の一言もなくボーディングパスを発券したのですか?」
GS「それはシンガポールのGSの判断です。私たちは分かり兼ねます」
筆者「会社の資質を疑いますね。それ以前に、ボーディングパスにOD2104の出発時刻が14:10と打刻されているということは、同便の出発時刻が12:10に前倒しされることがシステムに反映されず、社員にも周知
されていなかったということでしょうか? あり得ないことですね」
GS「…それは何とも…」
筆者「次のペナン便の出発時刻は」
GS「次便17:00発のOD2108に振り替えさせていただきます」
（ということはKULに4時間の足止め）
筆者「それでは遅すぎます。他社便へ振り替えてください」
GS「他社便へ振り替えはできません。ODをキャンセルしご自身で手配いただくか、OD2108へお乗りください」
筆者「御社の都合で迷惑を被っているのです。何故他社便へ振り替えできないのですか」
GS「運送約款で定められております」
筆者「では仕方がない、OD2108に乗りますが、ビジネスクラスにアップグレードしてください」
GS「何とも出来かねます」
筆者「せめてミールクーポンを発行してください」
GS「分かりました（渋々）」
【搭乗機・機材コンディション】
機番9V-LNM B737-8GP
2014年10月 初飛行
2014年10月 OD登録
機齢1.8歳
コンディション良好
エンジン 2 x CFMI CFM56-7B26E
【機内概況・座席（シート）】
前レビューご参照ください。
【機内食・ドリンク】
オレンジジュースのみ
【エンターティメント】
パーソナルモニター装備
機内誌は”MALINDOMAG”
【トイレ・洗面台】
使用せず
【総評】
この様な顛末で、ペナンのホテルのプールでまったりする計画が台無しになりました。
出発遅延、乗継便時刻変更/不接続、顧客不在の対応が平然と行われるマリンド・エアを利用する際の警鐘となれば。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 27F
- 搭乗クラス
- Y
- 区間マイル
- 201
- 出発予定時刻
- 14:10 (OD2104)
- 搭乗時刻
- 16:47 (OD2108)
- 出発時刻
- 17:09 (OD2108)
- 到着予定時刻
- 15:10 (OD2104)
- 到着時刻
- 17:59 (OD2108)
- 予定飛行時間
- 1:00
- 出発空港 天気・気温
- ☀
- 離陸滑走路
- 32R
- 離陸時刻
- 17:20
- 到着空港 天気・気温
- ☀
- 着陸滑走路
- 04
- 着陸時刻
- 17:54
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westtower様
HB-JMBでございます。
契約上はシンガポールからクアラルンプール経由でペナンまで運送する契約を結んでいるはずですし、当初の便は定刻通りに到着しているのに乗り継げないというwesttower様の体験はたしかに航空会社としての資質は問わざるを得ませんね。これ、今は運送契約の部分の管理不良のため、直ちに生命に危害が生じることにつながらないという面ではまだマシですが、こういう会社の体質ですと、整備や運航の面でも管理不良が発生し、その結果生命に危害が生じることに結びつくような事故やインシデントが発生する可能性は低くないと推測されます。（だから、運送契約でも履行状況が甘い会社は個人的には怖いわけです）
航空機のスケジュール変更といえば、数年前にUnitedでサンフランシスコからバンクーバーまで行った際には、大幅なスケジュール変更で確か2時間ほど時間が早くなり、便名まで変更になったということがあります。このときはこの路線を3ヶ月前に予約したのですが、1ヶ月前ぐらいにスケジュールと便名変更があり、代替便に自動的に予約が振り替わり、予約番号まで変更・・・ということがありました。
そのときは乗継便はなく、当初の予定通り夕方～夜にはバンクーバーに着くことは可能だったので事なきを得たのですが（ただし、バンクーバーの入国審査で別室送りになりスケジュール変更で早く着いた分は帳消しになってしまいましたが・・・ 笑）、乗継便だったら大変だったかもしれません。とはいえ、もし乗継便がある場合には、自動的に予約を振り替えるとはいってもスケジュール上乗継ができるな便や経路での振替をしてくれるはずです（コールセンターやカウンターでの対応は難渋するかもしれませんが・・・。もっとも他の方や航空会社のレビューを拝見していると、イレギュラー時にあっては米系以外のキャリアでも必要十分な対応を受けられずに不満を感じる方はよくあるものとは思われますが・・・。日系でさえもイレギュラー時の対応には苦言を書かれている方は少なくないと見受けられるくらいで）
そのときのレビューはこちらです。
http://flyteam.jp/airline/united/review/22724
北米大陸内路線では特に、早期の予約では大幅なスケジュール変更も想定しておく必要があるので注意ということを身をもって経験したのですが（UA国内線レビューで同じようなことを書いている方がいました）、チェックインを受けておいて運航上の都合で乗継便を先に出発してしまうというのは北米大陸内路線の大手キャリアのスケジュール変更の対応よりもはるかに困ったというのが私の実感です。
他地域の類似事例での対応についてご参考になればよいですが・・・。またしても長々と恐縮です。
HB-JMB
HB-JMBさん
僕の搭乗経験の中でもこんなことは初めてでした。接続便の見切り発機自体腹立たしいですが、何故出発時刻を早めたのか明確な回答がなく、半端なくもやもや感が残りました。HB-JMBさんのご指摘のように、一事が万事、こういう自己都合&顧客軽視の対応をするキャリアは、完全管理面でも不適当な要素があるような気がいたします。
貴参考レビュー（http://flyteam.jp/airline/united/review/22724）も拝見させていただきました。スプリット・シミタール・ウィングレット機のお乗りになられたときですね。
「1ヶ月前ぐらいに（事前に）スケジュールと便名変更があり」
この辺りの確りしたUAの対応は流石と感じ入った次第です。
余談ですが、ブリスベンでの乗り継ぎの際に、前便が75分遅れたにも係わらず、接続便の出発時刻を遅らせてコネクションできるように配慮してくれたケースもありました。
そのときのレビューはこちらです。
http://flyteam.jp/airline/qantas/review/24467
このときは団体を率いていたのでカンタスに救われました。
いつもコメント・ご教示有難うございます!