航空会社 キャセイパシフィック航空
- 国
- 香港
- IATA | ICAO
- CX | CPA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.01 [878件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
#0766 (I0577) 在りし日の香港へ、キャセイの誘い(いざない)
- 口コミ投稿者
- westtowerさん
搭乗写真
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搭乗機 CX B-HNG B777-... 続き
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混雑する成田空港T2 出発ロビー
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CX ボーディングパス
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T2 サテライト QFビジネスクラス... 続き
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34Lを上がり反転して都心のパノラマ... 続き
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CX エコノミークラス キャビン
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CX 機内食 ビバレッジサービス
ト... 続き -
CX 機内食 ランチ
牛肉と茄子のう... 続き -
CX 機内食 ランチ
牛肉と茄子のう... 続き -
食後のカフェタイム。ボヘミアン・ラプ... 続き
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CX 機内誌 “DISCOVERY”... 続き
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CX B-HNG B777-367 ... 続き
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目的地香港は目と鼻の先に迫っています... 続き
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香港チェクラップコク国際空港に到着
... 続き
総評
2019年から2022年にかけて、香港は2つの悲劇に見舞われました。
2019年03月に端を発した香港民主化デモ。心地よい夜風に吹かれながらスターフェリーからスカイスクレーパーの夜景を眺め 食得係福の後のコーズウェイベイのそぞろ歩きも楽しい大人の遊園地から、公権力による暴力的な弾圧と圧政が横行する憂怨地になり果ててしまいました。追い打ちをかける様に2020年に勃発したコロナ禍、被害の甚大さはもう説明の必要はありませんね。
これらの事変により、多くのトラベラーは香港を敬遠し、特に香港をベースとするキャセイパシフック航空は甚大な損失を被りました。そのCXで、嵐の前の静けさの香港へ飛びました。
【キャリア】
言わずもがなの香港のフラッグキャリアですが、簡単に触れておきます。
スカイトラックス社のランキングでエアライン・オブ・ザ・イヤーを獲得するなどトップクラスのサービスと、1972年以降 重大事故を起こしていない高い安全性を誇るブランドです。世界3位の航空連合 ワンワールドの中核メンバー。嘗てのキャッチフレーズである「さわやかな着きごこち」を提供してくれる愛着のある航空会社です。
いくつかのCXの思い出のフライトを記しておきます。
オーストラリアからの一時帰国 HKG(啓徳空港)→NRT
CX ボランティア・アップグレードの流れ
【チェックイン】
快晴、絶好のフライト日和、都内から成田への高速バスの車中から心躍るものがありました。
CXの専用カウンターでさくっとチェックイン完了しCIQへ。
【ラウンジ】
T2本館のCXファーストアンドビジネスクラスラウンジで軽めの朝食を。
その後サテライトのQFビジネスクラスラウンジでAI VT-ANZ B787-8を眺めながらのカフェタイム。
*詳細は新設”ラウンジレビュー”ページご参照
【搭乗】
ボーディングタイムの09:55にゲートに赴くと、中国伝統の書道をモチーフにしたCXの象徴的なロゴマークブラッシングウイングを纏った巨艦B777-367がボーディングブリッジに接岸され準備万端の様子でした。
【搭乗機・機材コンディション】
機番 B-HNG
機材 B777-367
1998年02月 初飛行
1998年06月 CX登録
機齢 21.1歳(搭乗時)
コンフィグレーション 73Z
コンディション 良好
エンジン 2 x RR Trent 892
超年季の入った機材でしたが、丁寧にメンテナンス、リノベーションされているようで不具合はありませんでした。
【機内概況・座席(シート)】
エコノミークラス(396席)
アブレスト 3+3+3=9(基本)
シートピッチ 約32㌅
シート幅 約18.2㌅
自席 スターボードサイド 窓側 50K
ビジネスクラス(42席)
アブレスト 2+3+2=7(基本)
シートピッチ 約45㌅
シート幅 約20㌅
*Cクラスのシートピッチにしては見劣りし、並列タイプのウィンドウ並びにミドルシートから通路へのアクセスに難があるなど、口コミではあまり評判が良くないようです。
【機内食・ドリンク】
・ビバレッジサービス トニックウォーター
・スナック ピーナッツ
・メイン 牛肉と茄子のうま煮&スチームライス
・サイド 蕎麦
・ブレッドロール
・緑茶
・ミネラルウォーター
【客室乗務員】
少し臙脂色がかった赤い2ピーススーツは一見派手ですが、どことなく気品が感じられます。
同じ赤でもAir Asia系とは趣が違います。
美形が多い印象です。
【エンターティメント】
ロードショーでも観ましたが、ボヘミアン・ラプソディを再鑑賞
機内誌は”DISCOVERY”
【トイレ・洗面台】
清掃が行き届いており清潔でした。
【総評】
いつも通りの快適な空の旅を提供してくれました。
しかしその裏で進行する不穏な動き…
香港の民主化デモの発端、民間人権陣線による反政府デモが起きたのが2019年03月31日のことでした。このフライトの1週間後に、香港に、そしてキャセイに降りかかる火の粉など想像できる人は誰もいなかったことでしょう。その後デモは日に日に激化し、チェクラップコク国際空港の占拠や、外圧によるデモ参加者の解雇などを余儀なくされました。
コロナ禍では全運航便の90%を削減し従業員に無給休暇取得を要請する事態に及ぶなどしましたが、現在は経営的苦境からの再興を目指しています。
頑張れ、キャセイパシフィック航空!
2019年03月に端を発した香港民主化デモ。心地よい夜風に吹かれながらスターフェリーからスカイスクレーパーの夜景を眺め 食得係福の後のコーズウェイベイのそぞろ歩きも楽しい大人の遊園地から、公権力による暴力的な弾圧と圧政が横行する憂怨地になり果ててしまいました。追い打ちをかける様に2020年に勃発したコロナ禍、被害の甚大さはもう説明の必要はありませんね。
これらの事変により、多くのトラベラーは香港を敬遠し、特に香港をベースとするキャセイパシフック航空は甚大な損失を被りました。そのCXで、嵐の前の静けさの香港へ飛びました。
【キャリア】
言わずもがなの香港のフラッグキャリアですが、簡単に触れておきます。
スカイトラックス社のランキングでエアライン・オブ・ザ・イヤーを獲得するなどトップクラスのサービスと、1972年以降 重大事故を起こしていない高い安全性を誇るブランドです。世界3位の航空連合 ワンワールドの中核メンバー。嘗てのキャッチフレーズである「さわやかな着きごこち」を提供してくれる愛着のある航空会社です。
いくつかのCXの思い出のフライトを記しておきます。
オーストラリアからの一時帰国 HKG(啓徳空港)→NRT
CX ボランティア・アップグレードの流れ
【チェックイン】
快晴、絶好のフライト日和、都内から成田への高速バスの車中から心躍るものがありました。
CXの専用カウンターでさくっとチェックイン完了しCIQへ。
【ラウンジ】
T2本館のCXファーストアンドビジネスクラスラウンジで軽めの朝食を。
その後サテライトのQFビジネスクラスラウンジでAI VT-ANZ B787-8を眺めながらのカフェタイム。
*詳細は新設”ラウンジレビュー”ページご参照
【搭乗】
ボーディングタイムの09:55にゲートに赴くと、中国伝統の書道をモチーフにしたCXの象徴的なロゴマークブラッシングウイングを纏った巨艦B777-367がボーディングブリッジに接岸され準備万端の様子でした。
【搭乗機・機材コンディション】
機番 B-HNG
機材 B777-367
1998年02月 初飛行
1998年06月 CX登録
機齢 21.1歳(搭乗時)
コンフィグレーション 73Z
コンディション 良好
エンジン 2 x RR Trent 892
超年季の入った機材でしたが、丁寧にメンテナンス、リノベーションされているようで不具合はありませんでした。
【機内概況・座席(シート)】
エコノミークラス(396席)
アブレスト 3+3+3=9(基本)
シートピッチ 約32㌅
シート幅 約18.2㌅
自席 スターボードサイド 窓側 50K
ビジネスクラス(42席)
アブレスト 2+3+2=7(基本)
シートピッチ 約45㌅
シート幅 約20㌅
*Cクラスのシートピッチにしては見劣りし、並列タイプのウィンドウ並びにミドルシートから通路へのアクセスに難があるなど、口コミではあまり評判が良くないようです。
【機内食・ドリンク】
・ビバレッジサービス トニックウォーター
・スナック ピーナッツ
・メイン 牛肉と茄子のうま煮&スチームライス
・サイド 蕎麦
・ブレッドロール
・緑茶
・ミネラルウォーター
【客室乗務員】
少し臙脂色がかった赤い2ピーススーツは一見派手ですが、どことなく気品が感じられます。
同じ赤でもAir Asia系とは趣が違います。
美形が多い印象です。
【エンターティメント】
ロードショーでも観ましたが、ボヘミアン・ラプソディを再鑑賞
機内誌は”DISCOVERY”
【トイレ・洗面台】
清掃が行き届いており清潔でした。
【総評】
いつも通りの快適な空の旅を提供してくれました。
しかしその裏で進行する不穏な動き…
香港の民主化デモの発端、民間人権陣線による反政府デモが起きたのが2019年03月31日のことでした。このフライトの1週間後に、香港に、そしてキャセイに降りかかる火の粉など想像できる人は誰もいなかったことでしょう。その後デモは日に日に激化し、チェクラップコク国際空港の占拠や、外圧によるデモ参加者の解雇などを余儀なくされました。
コロナ禍では全運航便の90%を削減し従業員に無給休暇取得を要請する事態に及ぶなどしましたが、現在は経営的苦境からの再興を目指しています。
頑張れ、キャセイパシフィック航空!
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 50K
- 搭乗クラス
- Y
- 区間マイル
- 1,840㍄
- 出発予定時刻
- 10:35
- 搭乗時刻
- 09:55
- 出発時刻
- 10:35
- 到着予定時刻
- 15:00
- 到着時刻
- 15:00
- 予定飛行時間
- 05:25
- 出発空港 天気・気温
- 快晴
- 出発ゲート・スポット
- 95
- 離陸滑走路
- 34L
- 離陸時刻
- 10:55
- 到着空港 天気・気温
- 曇
- 着陸滑走路
- 25L
- 着陸時刻
- 14:45
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