台北松山空港　撮影の旅　その2　帰り - チャイナエアライン(中華航空) 口コミ・評価

　台北は暑かった。4月中旬で、台湾は南国である事をすっかり忘れ、日焼け止めを持って行かずに飛行機を見ていたので、季節外れの日焼けをして露出していたところが赤く火照っていた。

　松山飛行場では、噂通り素晴らしい撮影スポットが多かった。市街地をバックに着陸するアングルは、20分位だったが急坂を登った登山道からの撮影だった。短時間だが、汗いっぱいの登山が苦しかった。

　空港周辺の撮影場所は、滑走路のすぐ脇にある、いずれも機体に近い位置での撮影が可能で、他の空港で経験ができない、ハットするアングルの撮影が可能だった。

　ただ、松山飛行場の難点は、エアラインの数が限られていること。離島を結ぶローカルなエアラインが3社。後は、羽田、金浦、上海間のそれぞれの都心空港を結ぶラインに限られ、同じレジナンバーの機体に何度も遭う。

　思いの他の暑さにバテて、空港には4時間前に到着。正直、機体の数が限られ、もう結構という状態で空港に到着。待合ロビーから飛行機を見ていようと考えてセキュリティーを通過した。

　ところが、松山空港のセキュリティー通過後のエリアには、エプロンや離着陸が見える場所が全然ない。室内から外が明る暗いかもわからない空港だった。冷房の効いた待合室ソファーで、マンゴージュースを飲みながら、火照った体を休めるのも悪くはなかった。

　大型連休前の月曜日の夕方便ということで、搭乗率はほぼ95％。乗客の7-8割は、服装からして日本人の観光客だ。機材は、短時間の飛行にも関わらず、長距離の国際線と同じシートで同じサービスを受けられる。コストパフォーマンスは高い。

　一点だけ気になったのが食事サービス。食事を配り始めるのは、左側通路の、機体前方と、機体中央部の二個所から始まる。左側通路の後ろまで終わると、今度は右側通路に移り、前方から食事を配り始める。このため中央座席四席の内、右側二席と左側二席では大違い。右側二席の乗客は、左側二席の乗客が食べ終わったころに、食事が配られる。肩を寄せ合っている隣同士で30分以上、指をくわえて待たされる事になる。窓側席は気にならないが、隣の席が食べ終わるまで食事が出てこないのは、かなりのガマンであり、苦痛に感じる乗客もいるだろう。食事の恨みは何とやらで、これは改善した方がよいと思う。

　食事を終わり、ウトウトしていていると着陸体制。まじかな本格的サービスの国際線であった。

搭乗の詳細データです。

座席番号

30D

搭乗クラス

エコノミー

区間マイル

2,029km

出発予定時刻

18:05

搭乗時刻

18:00

出発時刻

18:22

飛行高度

39,000ft

飛行速度

514kt

到着予定時刻

22:05

到着時刻

22:15

予定飛行時間

3Hr

出発空港 天気・気温

にわか雨 26℃

出発ゲート・スポット

6

出発空港 風速・風向

6kt　110°

離陸滑走路

10

離陸時刻

18:30

到着空港 天気・気温

曇り　17℃

到着空港 風速・風向

11kt　70°

着陸滑走路

34L

着陸時刻

22:10