航空会社 中国東方航空
- 国
- 中国
- IATA | ICAO
- MU | CES
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.10 [481件]
- アライアンス
- スカイチーム
搭乗レビュー
南欧マドリードへ その2 ロシア上空経由でマドリードへ
- 口コミ投稿者
- xingyeさん
総評
出発ゲートは2019年に新しく完成したS1サテライトターミナルGのG116だった。浦東に新しいターミナルが出来たことも知らなかったし、どう移動するかも事前に調べてこなかった。トランジットの担当者に案内されるがままにいくつもゲートを通り、シャトルに乗って,、どこをどう通ったかは記憶する間もなく誘導された。一人だったら到達不能だ。
このエスカレータに乗って上に行け、ほとんど乗客は見当たらず、いやに閑散とした新ターミナルだったが、何とか出発予定時間に搭乗ゲートに到着した。何とか間に合った。まだトランジットで全員が集まらないのか、すぐには出発は無かった。動きだしたのは定刻より50分遅れだった。マドリードまでの長い飛行時間で挽回するつもりなのだろう。
搭乗率は70%位。乗客は、30%位がスペイン人か。機内放送も中国語とスペイン語で行われていた。コロナ後時間もたたないのに中国の直行便が成立していて中国の海外への交流の密度には感心する。トランジットの騒ぎから日本人は自分ひとりだったようだ。
機材は最新のA350-941で、座席間隔も比較的ゆとりがあり、清潔に保たれていた。映画等のエンタメ設備も申し分なしで、設備的には国際線のレベルは十分達していた。ただし、エンタメも欧米の映画は原語、中国語版であり興味をもって時間つぶしと言う訳にはいかない。最近のエアラインはスマホやPCの機内での使用に対して許容されるようになっているので、自分の機器で時間つぶしをすべきだろう。
マドリードへの飛行コースは、上海から北へ、北京の近くからモンゴルへ向かう。ウクライナ戦争で世界中のエアラインがロシア上空から撤退しているのに比べ、我関せずとロシア上空経由の最短コースを飛行した。この間、上海を離陸してからマドリードに着陸するまでの12時間半、窓の外は昼間。食事と睡眠の強制で無理やり時差の克服を誘導され、運動不足で腹も減らないで食事を強制された感がした。
ロシア上空からフィンランドから欧州へ入る。ロシアーフィンランドの国境はウクライナの影響で緊張しているはずなのに、中国の航空機は知らん顔して運航されている。リスクを感じるのは自分だけであろうか。
離陸後、いいかげん飽きた12時間ごろ、フランスからピレネー山脈を越え、着陸態勢に入った。ピレネー山脈もほとんど禿山。新聞によると今年のスペインの暑さは格別だそうだ。夕日のマドリードバラハス国際空港に着陸した。午後8時だと言うのに夕方の様相。
このエスカレータに乗って上に行け、ほとんど乗客は見当たらず、いやに閑散とした新ターミナルだったが、何とか出発予定時間に搭乗ゲートに到着した。何とか間に合った。まだトランジットで全員が集まらないのか、すぐには出発は無かった。動きだしたのは定刻より50分遅れだった。マドリードまでの長い飛行時間で挽回するつもりなのだろう。
搭乗率は70%位。乗客は、30%位がスペイン人か。機内放送も中国語とスペイン語で行われていた。コロナ後時間もたたないのに中国の直行便が成立していて中国の海外への交流の密度には感心する。トランジットの騒ぎから日本人は自分ひとりだったようだ。
機材は最新のA350-941で、座席間隔も比較的ゆとりがあり、清潔に保たれていた。映画等のエンタメ設備も申し分なしで、設備的には国際線のレベルは十分達していた。ただし、エンタメも欧米の映画は原語、中国語版であり興味をもって時間つぶしと言う訳にはいかない。最近のエアラインはスマホやPCの機内での使用に対して許容されるようになっているので、自分の機器で時間つぶしをすべきだろう。
マドリードへの飛行コースは、上海から北へ、北京の近くからモンゴルへ向かう。ウクライナ戦争で世界中のエアラインがロシア上空から撤退しているのに比べ、我関せずとロシア上空経由の最短コースを飛行した。この間、上海を離陸してからマドリードに着陸するまでの12時間半、窓の外は昼間。食事と睡眠の強制で無理やり時差の克服を誘導され、運動不足で腹も減らないで食事を強制された感がした。
ロシア上空からフィンランドから欧州へ入る。ロシアーフィンランドの国境はウクライナの影響で緊張しているはずなのに、中国の航空機は知らん顔して運航されている。リスクを感じるのは自分だけであろうか。
離陸後、いいかげん飽きた12時間ごろ、フランスからピレネー山脈を越え、着陸態勢に入った。ピレネー山脈もほとんど禿山。新聞によると今年のスペインの暑さは格別だそうだ。夕日のマドリードバラハス国際空港に着陸した。午後8時だと言うのに夕方の様相。
機内食・ドリンク
12時間半のフライトの間、3回の食事時間がある。2回は鶏肉か牛肉の炒め物にライスと小皿一品、デザート、パンといった、いわば中国の航空会社の機内食版中華料理。一食目は目新しさから感激もあったが、二色、三食と続くと国際線の機内食の感激はなくなる。
座席(シート)
A950-941新しい機体で、それほど狭さは感じなかった。
エンターティメント
各席のモニターには国内線にはついていないナビと映画が見る事ができる。ただし、映画は英語、中国語字幕主体であり、あまり見たいとは思わなかった。充電用コンセントあり。
インターネット環境
有料の機内WiFiがあるようだが詳細不明。そのためか、機内ではPCやスマホの使用は制限されない。有料になると使う人も少ないようだ。
機内スタッフサービス
当然だが日本語は通じない。すべての放送は英語か中国語。
機内清潔さ
機材が新しいので、綺麗で清潔。窓も尾綺麗に清掃されていた。
地上サービス
上海での乗り換え時間がない中で乗客を案内した案内の担当者の奮闘は賞賛。ただし、一歩間違えば乗り遅れる乗り換え切符を販売する航空会社が問題。
出発空港での写真 ( 浦東 )
コストパフォーマンス
羽田ーマドリード間9万円強のコストで行けたのはコスパ抜群。ただし、上海での乗り換え時間が2時間しかないのが問題。トラブル発生時には言葉が通じにくいのでリスクが大きいのを覚悟しなければならない。
機窓・風景
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それまで雲に覆われていたが、湖が見え... 続き
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旅の思い出・その他
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飛行ルートは、ウクライナ戦争の影響を... 続き
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 72L
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 区間マイル
- 10,291km
- 出発予定時刻
- 12:30 CST
- 搭乗時刻
- 12:30 CST
- 出発時刻
- 13:22 CST
- 飛行高度
- 2,975ft
- 飛行速度
- 192kts
- 到着予定時刻
- 20:35 UTC+2
- 到着時刻
- 20:35 UTC+2
- 予定飛行時間
- 12H25M
- 出発空港 天気・気温
- 晴 Clear 36℃
- 出発ゲート・スポット
- G116
- 離陸滑走路
- 18L
- 離陸時刻
- 14:39 CST
- 到着空港 天気・気温
- 晴 Clear
- 着陸滑走路
- 18L
- 着陸時刻
- 20:20 UTC+2
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