成田-瀋陽線　その36　中国南方航空で - 中国南方航空 口コミ・評価

　正月休みは中国南方航空で往復した。日程がなかなか決まらず、切符の手配が遅れコスト差が出たためだ。

　搭乗風景はANAの場合と同じ。免税店でお土産を沢山買って、手に持ち切れずカートに乗せてゲートに集まってくる。乗客は中国人が殆ど。旅慣れた中国の乗客が増え、スタッフも慣れてきて、搭乗もスムーズに行われ、爆買いの混乱はない。

　中国人の乗客というと、団体の観光客が、機内で大声で話したり、子供が騒いだり。いろいろ騒がしかったが、最近の乗客を見ると旅慣れてきたのか日本の乗客と大差はなく、マナーが向上してきていると思う。

【機内食・ドリンク】
　以前はANAと張り合って殆ど同じメニューだった。特に成田発は良かったが、この1年のレベルダウンは大きい。室、量ともに見劣りする。

【座席（シート）】
　南方航空は、中国国内線と機材を共通化しているので、シートも厚手で重々しい。ただし、足元を延ばせる広さは確保されてる。ANAの機材がA320-NEOに変更されてからは、その差は大きくなった。

【機内スタッフ】
　以前はあった機長の挨拶は無くなった。CAは日本語は通じない。英語は通じるので、機内食の選択の時に、最低限で「Chickin」「Fish」を使う位。

【エンターティメント】
　国内線と共通機材なので、スクリーンは各シートには付いていない。皆で同じ画面をみるので選択の余地はない。この便では「ドラエモン」を映していたが、見ている乗客は少ない。もちろんWiFiはない。
　
【トイレ・洗面台】
　エコノミー用は後部に二個所。食事の後など、トイレに行くのに並ばなければならない。皆が使いそうな時間帯は避けた方が良い。

【機材コンディション】
　窓の汚れとキズは相変わらず激しい。外側アクリル窓のキズは激しく、いつかはキズが原因で割れるのではないか心配だ。内側アクリル窓は、掃除が行き届かないのか、前の便の乗客の指紋が付いて清潔とは言いがたい。

【空港サービス】
　成田でチェックインする時は、座席の希望等は、もちろん日本語なので親切に聞いてくれる。

【総合評価】
　ANAの便と比べると　両社のサービスの差は大きくなってきた。南浦航空の考え方は価格が一番のサービスと考えているようだ。考え方の差は、選択の幅が増えて、どちらが良いとは言えないかもしれない。文化の差だろう。こんな事を考えながら、機体は瀋陽桃仙国際空港へ向けて着陸体制に入った。

搭乗の詳細データです。

座席番号

35A

搭乗クラス

エコノミー

区間マイル

1,605ｋｍ

出発予定時刻

13:40

搭乗時刻

13:10

出発時刻

13:30

飛行高度

26,000ft

飛行速度

420kt

到着予定時刻

16:20

到着時刻

15:41

予定飛行時間

2H51M

出発空港 天気・気温

快晴　14℃

出発ゲート・スポット

17

出発空港 風速・風向

7kt　290°

離陸滑走路

34L

離陸時刻

13:42

到着空港 天気・気温

快晴

到着空港 風速・風向

2m/s　290°

到着ゲート・スポット

134

着陸滑走路

24

着陸時刻

15:35